痛ましい事故でした

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屋根から落雪…下敷き 雪遊びの5歳女児死亡、岩手に帰省中


7日午前11時45分ごろ、岩手県北上市和賀町岩沢、会社員、小原勝司さん(62)方の庭で、
小原さんの孫で千葉県柏市の自営業、境谷忠利さん(37)の長女、弥咲ちゃん(5)と長男、
悠利ちゃん(2)が作業小屋の屋根から落ちてきた雪に埋まった。
2人は病院に運ばれたが、弥咲ちゃんは窒息により死亡した。悠利ちゃんの命に別条はない。


 
盛岡地方気象台によると、北上市の7日正午までの最高気温は3・2度で、前日より3・4度高かった。
現場は朝から断続的に小雨が降り、落雪の危険性が高まっていた。

 
北上署によると、弥咲ちゃんは家族で祖父の小原さん宅に帰省中。小屋の屋根には約80センチの
雪が積もっていた。小屋は三角屋根で、屋根は幅14メートル、奥行きは約5メートル、高さは頂点
で約4・7メートルあった。

 
北上署などによると、弥咲ちゃんと悠利ちゃんは作業小屋の軒下から2〜3メートル離れた場所で、
小原さんと雪だるまを作って遊んでおり、庭には雪山をそりで滑り降りた跡も残っていた。

 
小原さんが目を離したすきに、屋根から雪の塊が一気に滑り落ち、姉弟が雪の下に埋まっていた。
名前を呼びながら必死に雪を掘り返したが、弥咲ちゃんを救うことはできなかった。

 
小原さんの親類で、現場に駆けつけた小原進さん(74)は、「危険だとわからなかったのか。
かわいそうなことをした」といって肩を落とした。

 
周辺は朝から断続的に降り続いた小雨で雪が水分を含んで重くなり、滑りやすくなっていたという。

 
気象庁によると、7日は暖流が流れ込んだ影響で太平洋側を中心に気温が上がり、各地で3〜4月並み
となった。同庁は「寒い日の合間に断続的に暖かい日が出てくると落雪や雪崩が起きやすくなる」と
注意を呼びかけている。


→ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120207/dst12020715480011-n1.htm


発見された時、弟の上に姉が覆い被さっていたそうです。
偶然なのか、姉が瞬時に弟を守ろうとしたのか、
事実は不明ですが、結果的にこれが弟の命を救いました。
無邪気な雪遊びが一転、余りに痛ましい事故になりました。
お姉ちゃんに合掌。