「最後まで素人」 問責の一川、山岡両氏に各省庁嘆き
失言やマルチ商法業者との関係が問題視されて問責決議を受け、交代となる一川保夫防衛相と
山岡賢次消費者行政担当相。
就任から約4カ月の“短命”に、各省庁の職員からは「最後まで素人」「次こそ安定して」と
皮肉と嘆きの入り交じった感想が漏れる。
「安全保障に関しては素人」。昨年9月の就任時に物議を醸したのは一川氏。
その後も問題を招く発言が目立ち、制服組幹部の1人は「最後まで文字通り、素人大臣を印象付けた。
4カ月では安全保障の『玄人』にはなれない」と皮肉る。
山岡氏は今年1月の内閣府訓示式で「ユーロは破綻する」などと根拠のない発言で官房長官から
注意を受けた。消費者庁は発足から約2年4カ月で、次の担当相で8人目。
新たな悪徳商法を規制する法改正案の提出を予定する同庁の幹部は「また一から政策の説明だ」
とため息をつく。
→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120113/stt12011307340002-n1.htm