日曜競馬 展望

競馬

[宝塚記念(G1)]



ビクトワールピサとヒルノダムールの参戦を欠いたものの、今年の宝塚記念は例年以上に
豪華なメンバーが揃いましたね。 G1馬が5頭も出走します。
しかし、こうして専門紙の馬柱を眺めますと、高額条件戦になればなるほど、社台の存在の
大きさに痛感しますね。
今回は2枠3番〜7枠14番まで、16頭中12頭が社台系の馬。


その他は、ノースヒルズMが3頭に個人牧場・馬主のナムラクレセント・・・。
オマケに人気と実績もやはり社台系が独占状態。
G1は社台の運動会と揶揄する人もいますが、分からないでもありません。
ハイレベルの4歳の中で、今が一番の伸び盛りの◎ルーラーシップ
前走の金鯱賞(不良馬場)では、出負けして絶体絶命の位置取りから、ゴール前で粘るキャプテントゥーレ
3/4差を付けての差切り勝ち。 凄いレースでした。
確かに大味な競馬でしたが、それだけに未知の魅力もあるというものです。
余談ですが、清水成駿氏的な見方をすれば、ルーラーシップエイシンフラッシュローズキングダム
トゥザグローリーの社台4歳4看板の中では、ルーラーシップに勝って欲しいと望んでいるのでは
ないでしょうか。
血統的には、エアグルーヴトニービン)×キングカメハメハと良血の上に、サンデーサイレンスが入ってなく
サンデー系の良血牝馬相手との交配が期待出来ます。 後は、G1馬の称号だけが必要なだけです。
阪神内回りですので、横山典騎手は恐らく先団の後ろあたりでの位置取りでしょうか。
確固たる逃げ馬不在なため、平均〜スローな流れが予想されます。
ルーラーシップが直線で馬群の内側に閉じ込められることは避けなければなりません。
金鯱賞とは面子が段違いなので、後方大外一気は愚策ですからね。事実、先行も出来る脚質です。
一番の見所は、ルーラーシップエイシンフラッシュローズキングダムトゥザグローリー
ハイレベル4歳馬勢同士の闘いと、彼らと年度代表馬ブエナビスタとの戦いですね。
今から、ワクワクするようなレースです。
馬券は馬連
3−(1・2・4・8・9・10・14)
後は、ルーラーシップブエナビスタを絡めた3連単を少額買いましょうかね。