悲しい現実

競馬

身元不明遺体の火葬 「検討急ぐ必要」国家公安委員長


中野寛成国家公安委員長は14日の会見で、身元が分からない遺体の火葬について、
政府の対策本部の会合でも取り上げられたことを明らかにしたうえで、
「検討を急いでいく必要性がある」との認識を示した。


 
身元不明遺体の火葬の時期をめぐっては、阪神淡路大震災でも問題になっており、
中野委員長は「そのことも参考にしながら、DNA型や歯形などを保存し、後々
検証できるようにする」と話した。

 
警察庁によると、被災地の県警と応援部隊を合わせ1030人の警察官が検視を実施、
14日午後1時時点で1180遺体の検視が終了した。このうち身元が判明した数は
不明だが、遺族に引き取られた遺体はわずか151体にとどまっているという。

 
今回の地震では、津波で流された犠牲者の居住地がまったく分からないうえ、
自宅などから身元を照合するためのDNA型の採取も困難とみられる。
また、集落ごと壊滅状態に陥っていることから、身元確認が進まない可能性が指摘されている。


→ http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110314/dst11031416210095-n1.htm


身元不明で荼毘に付される方々は、さぞ無念なことでしょう。
本来なら家族による通夜→告別式と、粛々と進んでいく葬儀もなく
そのまま“身元不明”で静かに荼毘に付されようとされています。
何とも悲しい現実ですね。