日曜競馬 展望

競馬


[ジャパンカップダート(G1)]



優勝賞金1億3千万円、米ドル換算で約155万ドルにJRA指定レースで
勝っていれば、報償金としてその2倍の賞金になるこのレース。
しかしながら、外国(得に米国)からの参戦馬はなし・・・。
フリートストリートダンサーのような現地ではC級程度の馬でも勝負に
なってしまうのが日本のダート競馬界。


そもそも日本でのダート馬は、“芝では足りない馬達”の巣窟ですよね。
芝のレースであれば、ナカヤマフェスタ凱旋門賞僅差2着の例を見る
までもなく、国際的にも一線級のレベルに達していると言えるでしょう。
英国、フランス、ドバイ、香港にアメリカでのG1制覇が示すように。
日本馬が海外の芝G1を制しても、誰も不思議には思わないのが昨今の日本馬。
それにしても、何度も指摘しますが、ジャパンカップジャパンカップダート
の意義という「国際的に通用する馬づくり」は、既に目的を達している感もします。
つまり、アゴ・アシ・マクラ付きの国際招待G1レースでも、外国馬の参戦
レベルがこれでは、開催意義自体を疑われます。 残念ではありますが・・・。
先週のジャパンカップがそうであったように。



ここはマトモならシルクメビウスキングスエンブレムに◎トランセンド
三つ巴のレースですね。 甲乙付けがたい3頭の実力と観ます。
エスポワールシチースマートファルコンが参戦しないことで、実質的には
G2レベルの競馬でしょう。
1枠2頭の差し馬は、フルゲートの最内に入ったことが少々の不安材料です。
道中、インに包まれたり直線では外に出せないか、大外を回る可能性(危険性)
もあります。 まぁ、それでもゴール前は追いこんではくるでしょうけど。
トランセンドは展開面での有利さで軸としました。
マイペースでの逃げ・先行で、千八ならコンスタントに1分49秒台で走ります。
その他に強力な逃げ・先行馬は不在ですので、ここもマイペースでの展開が
期待出来ます。 鞍上は藤田伸二なので、そうそうハナに競りかけては
こないでしょう。
馬券は1・2・3枠の馬連3頭ボックスで当たりそうな気もしますが、
過去の戦績を見ると、人気馬の不振に伏兵馬の台頭が大いにあります。
ここは取りっぱくげのないように手広く流します。
人気馬同士の決着なら、それはそれで仕方ないと思いますね。
馬券は馬連
3−(1・2・5・10・11・13・14・16)




[ターコイズステークス(OP)]


ここも展開面を考えて逃げる◎アグネスワルツに期待します。
OPのマイル戦での逃げ切りは至難の技かもしれませんが、過去2回とも
千六で逃げ切ってます。
開幕週である絶好の良馬場でマイペースの逃げ切りも可能でしょう。
馬券は馬連
2−(4・5・9・10・11)