日曜競馬 展望

競馬


予想の前に提言。
JCダートは止めるか、「国際招待レース」の看板を下ろしなさい。
アゴ・アシ・マクラ”付きでの招待状を、米国の厩舎は誰も反応しません。
丁度、米国ではブリーダーズカップが終わり、有力馬の多くが休養中。
BCに出ない馬でも、米国では年間を通して競馬が開催されているので
特に日本に行く理由もない。
またJC同様に、JCダートを勝ったからといって種牡馬になれるワケでも
ありません。


平成15年に、米国からフリートストリートダンサーという米国馬が勝ちました。
この馬、米国では重賞未勝利、勝った陣営自身が大きく驚きました。
勝利騎手インタビューに応じた騎手も、インタビューそのものをしたことが
ないようで、戸惑っていましたよね(笑)。
因みに、この年の1番人気は、ダート王のアドマイヤドン
その後も米国からG1馬も含めて何頭か来ましたが、馬券になった馬はいません。
しらけるんですよね、こんな状態が続いても、なお国際招待レースなんて看板。
あと、レース名が極めてよくありません。
ジャパンカップダートの「ダート」ですが、この語感がよくないようです。
米国人にとって Dirt は Dirty(汚い・ずるい)を思い浮かばせる単語だそうです。
語源は同じですからね。JRAのセンスが問われます。
また、場所を阪神に移した時点で、米国馬は戸惑うでしょう。
米国の競馬場のほとんどが左回りだからです。
関西の某馬主の意向で阪神開催になったようですが、小回り阪神の右回りでは
外国馬はコーナーを上手く回れないでしょうね。
日本馬も、ダート馬は芝では用無しの馬か脚元が弱い馬がダート馬になります。
要するに芝では足らない馬なんですね。
JCダートは早くも転換期を迎えるような気がします。




[ジャッパンカップダート(G1)]


先週のJC同様に国内組だけで豪華メンバーが揃いました。
馬だけでなく騎手も豪華版ですね。
軸選びが非常に難しいのですが、
・過去10年 1番人気が8連対
・過去3年  1番人気が優勝
を鑑みれば、ローマンレジェンドが軸としては最適になります。
ダート千八(7・1・0・0)阪神(2・1・0・0)
ダート千八持ち時計 1:48.5
完璧ではないでしょうか(笑)。
確かに前2走の重賞連勝は、斤量差や着差もあって、そこが引っ掛から
ないでもありませんが、鞍上のデムーロを信じて、これが◎。
ワンダーアキュートとか悩みましたが、エイシンフラッシュ天皇賞(秋)
を制した藤原英厩舎・デムーロのコンビに期待します。
馬券は馬連
10−(1・4・7・8・12・14・15)