日曜競馬 展望

競馬


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[宝塚記念(G1)]


夏のグランプリ、宝塚記念。今年の貴方の夢は?(by 杉本アナ)
夢を託したいの山々ですが、今年は少々低調なメンバーかなぁ?
欲を言えば、ウオッカは兎も角、アサクサキングスオウケンブルースリ
なんかは出て欲しかったですね。 まぁ馬券になるか否かは別にして。
現時点での天気予報は「曇|晴」なんで、まぁ良馬場ですかね。
ここは天皇賞での借りを返して欲しいところです。



当時の◎アルナスラインは期待通り走りましたが、マイネルキッツは無印 …。
◎と日経賞で 0.1 差での2着なら、買っても当然なのですが、
如何せん “マイネル”馬と天皇賞がどうしても頭の中で繋がりませんでした。
偏見は禁物ですね。



強力な逃げ・先行馬不在ですので、行くのはインティライミアドマイヤフジ
場合によっては横山典騎乗のスクリーンヒーローが主導権を握るかもしれません。
大本命馬・ディープスカイは中団を追走ですね。
道中は淡々と進んで3コーナー手前あたりから馬群に動きが見られそうです。
末脚勝負のヨーイドンではディープスカイに対して分が悪い有力馬達は
ディープスカイの前で競馬を進めて、早めのスパートで粘り込み狙いでしょうか。
マイネルキッツアルナスラインサクラメガワンダーがそれに該当しそうです。
ドリームジャーニーだけは、末脚勝負ならディープスカイを上回る可能性が
ありますので、ディープスカイを後から目標にしますね。
スロー又は平均ペースにて、ディープスカイの末脚を封じ込めるような
長くイイ脚を使えるスタミナとそこそこの末脚を持った馬に賭けてみたいです。
イメージ的にはヒシミラクルが勝った時のような。
そうなると、今年の天皇賞(春)の1・2着馬の出番でしょうか。
因みに過去10年、天皇賞(春)勝馬6頭の宝塚記念での成績は
優勝3頭・2着3頭と、準パーフェクトですね。
ただ、個人的にはこのテの傾向というのは、あくまで参考程度にしたいです。
馬券は馬連で7点。 (1・7)−(1・7・8・9・11) 




宝塚記念といえば、1995年のライスシャワーの悲劇を除けば、やはり
怪物・グラスワンダー vs ダービーブッ千切り・スペシャルウィーク
一騎打ち(1999年)が印象的ですね。
奇しくも同期であるスーパーホース同士の初対戦です。
ステイヤーであるスペシャルウィーク騎乗の武豊騎手は、スタミナ勝負なら兎も角
末脚勝負ではマイラーであるグラスワンダーに分が悪いことを百も承知で先団を進み、
3コーナーから先頭に立って逃げ込みを図ります。 場内大盛り上がりです w
が、道中、相手はスペシャルウィークこの1頭とばかりに、グラスワンダー
的場均騎手は武豊騎手をピッタリとマークしていました。 
そして、スペシャルウィークが動くと同時に的場騎手の手が動きます。
そしてホームストレッチは、まさに一騎打ち! かと思いきや、瞬発力に勝る
グラスワンダーが並ぶ間もなくスペシャルウィークを後方に置き去りにします。
結果は3馬身差の圧勝劇。
井崎脩五郎さんは、このレースを評して一言。
『1着2着の3馬身差はマイラーステイヤーの瞬発力の差。
 それ以降の(3着)7馬身差は能力の差!』



そして年末の大一番・有馬記念でも宝塚記念の再戦とばかりにゴール時は
この2頭によるデッドヒート。
結果1センチ差で再度、グラスワンダーに軍配が上がりました。
このレース、指定席はハズレましたが、縁あって「来賓席通行証」なる意味不明(笑)の
チケットを得たおかげで、3階〜4階指定席間の廊下、ゴール前にて立ち見をしていました。
その私の目の前で、ゴール後にステッキを持った右手を上げて“ウイニングラン”をした
武豊騎手の喜びの姿も、未だに鮮明に覚えてます ・・・。
彼としては写真判定後は、穴があったら入りたい気分だったでしょうね。
改めて、グラスワンダーの怪物ぶりと運の良さを痛感した一戦でしたね。


Grass Wonder 99.Takarazuka Kinen