日曜競馬 展望

競馬

[ジャパンカップ(G1)]


この面子、国内勢は豪華絢爛、ダービー馬3頭に菊花賞馬2頭が
揃い踏みってもんです。
対して海外勢は、JC史上、恐らくサイテーの面子でしょうかね。
顎足付きの至れり尽くせりの招待でも、この程度の馬しか集まりません(失礼)。


欧州はシーズンオフ、米国はダートが主流です。
オマケに、12月には香港でG1レースがありますので、海外から有力処の
参戦を期待するのは少々無理がありますね。
ジャパンカップなんて、世界競馬の中では、せいぜい「福島記念」「新潟記念」程度の
評価なんでしょう。 
所詮は “ローカル重賞”を勝っても、その馬の評価を上げるのは難しく、
また、それだけで種牡馬としての価値を上げるのもどうかと・・・。
別に海外馬を招待して日本馬と走らす意味は、既にどんなもんかと。
何たって日本の有力馬がドンドン海外へ遠征して、勝ち負けしてるもの。
そろそろ、ジャパンカップの開催意義を再考する時期に達していると思います。
施行時期をズラすとか・・・。それも難しいか。



前哨戦という位置付けではありませんが、天皇賞(秋)からの参戦馬には注目でしょう。
今年は 1.57.2 のレコード決着。
直線では、ダイワスカーレットウオッカディープスカイの壮絶な叩き合い、
馬が全てを出し尽くした感があります。 そう、怖いのがこれらの馬の2走ボケ。
やっぱり、激走後の反動は考慮すべき点でしょうね。
そう、キングカメハメハが勝ったダービーを思い出します。
あの歴史的激走を強いられた馬達で、その後、満足に活躍したのはハーツクライのみ。
それも仕上げと立直しに定評のある橋口厩舎とルメール・マジックは見逃せません。



マトモなら、ウオッカディープスカイでしょうが、上記の理由で◎には出来ません。
尤も、勝ったら「ごめんなさい、参りました!」ですね。
そこで、◎オウケンブルースリを推します。
未勝利を勝ち、軌道に乗ってからは底を見せてない魅力があります。
府中は初めてですが、そこはジャングルポケット産駒です。
父はダービー&ジャパンカップを勝った、府中得意のトニービン直仔の名馬です。
また、以前は今年の3歳馬のレベルを疑う声はありましたが、今はどうでしょう。
秋華賞のレベル、エリザベス女王杯秋天でのダービー馬の活躍を見せつけられれば、
3歳でも一線級であれば、十分に一線級の古馬に対抗出来ると実証されました。



馬連の相手ですが
メイショウサムソン ウオッカ ディープスカイ のダービー馬3頭
アサクサキングスの成長力と調子の良さで、春天での力負けのリベンジ期待
ここは叩き台宣言をしつつも、好調教のマツリダゴッホの粘り込み
ペイパルブルの底力の一発  この6頭へ流します。