米国の宗教事情?

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『高校の体育にヨガ導入、ただしヨガと呼んではダメ』


ニューヨーク州の高校が、体育の授業にヨガを取り入れることを認めた。
ただし「ヨガ」と呼ばないことを導入の条件としている。


ヨガの授業は同州北部のマシーナ高校で14日から始まった。導入をめぐっては、
一部の保護者が学校でヨガを教えることはヒンドゥー教の布教につながり、
政教分離の原則に反するとして反対していた。


学校側と保護者の話し合いの結果、ヨガではなく「レイダー・リラクゼーション」と
呼ぶことで問題は決着。実際の内容はヨガと変わらないという。


レイダー・リラクゼーションについて、マシーナ教育委員会のジュリー・リーガン委員長は、
名前を変えて保護者が満足するなら構わないのではとコメントしている。
  

→ http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200810150028.html



『「神」を相手取った州議員の訴えを却下』



ネブラスカ州ダグラス郡地裁は14日、同州のアーニー・チェンバース州上院議員
昨年起こしていた、「神」を相手取った訴訟について、被告の住所が明記されておらず、
審理を行えないとして、訴えそのものを却下した。


チェンバース議員は昨年、金持ちや貧乏人でも、誰でも裁判を起こせることを知らしめたいと考え、
「神」そのものを恒久的に否定するよう求める訴えを起こした。
理由として「神」が、自分を含めたオマハの住民に対し、暴力的な恐怖を与え、
「広い範囲で死や破壊、地球上の数千万人の人々にテロ被害をもたらした」などとしていた。


しかし、マーロン・ポーク裁判長は、裁判を進めるためには原告側が被告側と連絡を取る
必要があると州法で定められているが、この訴えには被告「神」の住所が記されていないと指摘。
裁判はできないと判断して訴えを却下した。


しかし、チェンバース議員は15日、
「法廷は神の存在を認識しており、神の全知全能を理解しているということになる。
神がすべてのことを知っているのであれば、神はこの訴えに気付いている」と反論している。


チェンバース議員には、控訴するかどうかを検討できる30日間の猶予が与えられたが、
実際に訴えるかどうかは決めていないという。



同議員は法学部卒業だが、弁護士試験を受けたことはない。今回の訴訟で、
法律の穴を見つけたと思うと話している。



→ http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200810160035.html