日曜競馬 展望

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[オールカマー(G2)]


出走頭数は14頭と、秋の中央場所・別定G2レースとしての
面子は保ったものの、顔ぶれは如何にも最近のオールカマーぽいです。
ちょっと前までは、サクラローレル vs マヤノトップガン なんていう
対戦が見られたものですが ...。


まぁ、天皇賞(秋)やJCをマジで目指すなら、やはり毎日王冠
京都大賞典からスタートなんですね。

オールカマー毎日王冠京都大賞典と、秋の中距離G1戦線を目標とする
有力馬にとっては、勿論、このヘンは一叩きに過ぎないのですが
中には、“ここも本番!6400万円は頂きます!”という馬もいます。
マツリダゴッホがそうですね。
府中の2000mの天皇賞(秋)なんぞ、コース適性からハナっから念頭には無く、
次走予定のJCを叩き台として、年末の晴舞台にして十八番とする中山・中距離戦
有馬記念が目一杯の勝負、ってトコなんです。
59kgは日経賞を見れば問題はなく、強いて心配な点を指摘すると
前走で、馬体重が大幅に減った上での激走による反動でしょうか。
馬連の相手は、
やはり、ここ目標っぽいエアシェイディに、新潟記念2〜4着馬である
マイネルキッツ トウショウシロッコ ミストラルクルーズ
押さえで、スプリント戦からの転戦が見物のキングストレイル
シロッコとトレイルは中山2200m の重賞実績も見逃せませんね。



[神戸新聞杯(G2)]


日本ダービー当日、ダービーと同条件で行われた1000万下・青嵐賞の勝ち時計が
ダービーを 0.4 上回る 2.26.3(ミレニアムウイング) 。
つまり、時計面だけで見ると、今年のダービーは古馬1000万下以下です。
時計は展開に大きく左右されますので、必ずしも絶対的なものではありませんが
それでも、一応の目安にはなりますね。
で、ダービー後の3歳・古馬混合の重賞を見ると、結果的には3歳馬が苦戦してます。
札幌記念マイネルチャールズが全く歯が立たなかったのも、その一例ですね。
牡・牝とも、現3歳馬のレベルが高くないことは、既に常識ですね。
そこで、この神戸新聞杯です。 ダービーの1〜3着馬が出てきます。
セントライト記念とは大違いのレベルですね。
前売り人気では、ダービー馬・ディープスカイと、上がり馬・オウケンブルースリ
2強対決ムードです。 さて、結果は如何に ...。
個人的には、今年のクラシックは古馬1000万下を勝てれば、相当チャンスがあると観てます。
が、それでも◎ディープスカイに期待します。
確かに、ダービーのレースレベルは高いとは言えませんが、それでも世代を代表する
ダービー馬です。 ここは例え叩き台であっても、勝負にならなけばイケません。
因みに、このレース結果如何で、菊花賞を目指すのか、天皇賞(秋)を目指すのかを
決めるそうですが、結論的には菊花賞になるんでしょう。
ここを勝てば、菊花賞では間違いなく最有力候補ですし、
ここを負ければ、とても天皇賞(秋)を展望する立場ではないでしょう。
馬連の相手ですが
オウケンブルースリが大本線。
他では、スマイルジャックブラックシェルのダービー組に
ナムラクレセントとミッキーチアフルの古馬1000万勝ち組です。