可哀想ですね・・・

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『【豪雨被害】「友達が流された!」
鉄砲水が雨宿りの子供たちを襲う』


夏休みの午後、突然の濁流が4人の命を一瞬にしてのみ込んだ。
28日、全国で豪雨被害が相次ぐ中、神戸市灘区の都賀川
起きた水難事故。
「友達が流された」。子供たちは泣きながらそう訴えたという。


連日の猛暑を逃れ水遊びに来た人でにぎわう憩いの場は、
豪雨から40〜50分の間に濁流に飲み込まれ、雨宿りをしていた児童らを押し流した。
長女(9)を学童保育に預け現場で遊ばせていた父親(36)によると、
長女は雷雨のため川のそばを離れる際、友達の男児と手をつないでいた。
しかし突然の濁流に男児が流された。
長女は「自分も流されそうになり、重たくなった手を離してしまった」と話したという。
現場近くのスーパーには、子供たち10人以上がずぶぬれで駆け込み、
泣きながら「友達が流された」と訴えた。
現場となった都賀川には川沿いに都賀川公園が広がり、川の中にも遊歩道が整備されている。
死亡が確認された神戸市灘区八幡町、市立六甲小6年、河合玲緒さん(12)と
同区篠原南町、同小4年、泉谷瑠希也君(10)は、六甲学童保育
(通称、どんぐりクラブ)の仲間たちと一緒に遊んでいたという。
昼間は快晴だったが、午後2時半すぎ、突如、豪雨が襲った。
職員たちは、橋の下に子供たちを誘導。雨宿りをしていたが、
そこに鉄砲水のような濁流が襲いかかった。
職員1人と児童2人が水にのまれ、職員は自力で助かったが、
河合さんと泉谷君は行方がわからなくなったという。
どんぐりクラブには、ニュースで事故を聞きつけた保護者らが
次々と駆け付け、職員が沈痛な表情で説明に追われた。
兵庫県神戸土木事務所によると、子供たちが流された地点近くで計測した
都賀川の水位は、雨が降り始めて約30〜40分後の午後2時40〜50分までの
わずか10分間で、1.4メートル上昇していた。
現場近くの無職女性(72)は「雨が降ると急に水かさが増すため、
昔から“暴れ川”と呼ばれているが、こんなひどい事故は初めて」。
30年以上住んでいるという自営業の男性は「人が流されるような事故は
今までなかった。毎年春には稚魚の放流などイベントを行ったりしているのに。
こんな事故が起きてとても残念」と話した。


→ http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080728/dst0807282248025-n1.htm


2008/07/28 神戸市・都賀川で発生した鉄砲水の様子


お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
その場所では雨は降ってなくても、
上流で降ると、当然、河川は増水しますからね。
この点が盲点だったような気がします。
まだ夏休みは始まったばかりです。
特に大人が気を付けなくてはいけませんね。