モンスター・なんとか ?

競馬

bakenshikabuya2007-11-28

今日は母上が老健施設から“親会社”に当たる病院へ 1泊2日にて入院。
入院とはいえ、治療というワケではなく胃婁チューブの交換です。
交換後に念のために経過を観るための 1泊だそうです。 今回で 3回目かな。



前回、そう5月中旬だったかな。 その時も 1泊2日の入院の予定でしたが
結果、24泊25日の長期入院になってしまいました。
胃婁チューブ交換に手間取ったせいか(?)
(腹壁が予想以上に弱く通常の交換方法がとれずに、
 結果的に内視鏡を使うなど、造成時と同じような工程を踏んだそうです ...。)
CRP検査では炎症反応が認められても、CTやレントゲンなどの検査では炎症箇所が特定出来ず
また、一時は40度を超す高熱が出て、その翌日には平熱に戻ったりとか
まぁ、何とも忙しくも悩ましい入院生活でしたねぇ。



今回は 予定通り 1泊2日で明日には退院出来るようです。



そうそう、日本人のモラルも遂にここまで落ちたものかということでしょうか、
世間では“モンスター・ペイシェント(Monster patient)”なる輩が
医療機関の中を跋扈しているようです。


ウィキペディアWikipedia)』より
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モンスター・ペイシェント(Monster patient)とは、医療従事者や医療機関に対して
自己中心的で理不尽な要求・暴言果ては暴力を繰り返す患者やその保護者等を意味する
和製英語である。教育現場で教師に理不尽な要求をつきつける親を“怪物”に喩えて
「モンスター・ペアレント」と呼ぶのと同様、医療現場でモラルに欠けた行動をとる患者を
このように呼ぶようになっている。


【行動例】
1)治療がうまくいかず、病室に入った女性看護師に理由も告げずに1人ずつほおを平手打ちする。
2)午前中から具合が悪いのに「夜の方がすいているから」と夜間診療の時間帯に子供を連れてくる。
3)少しでも待ち時間が長くなると「いつまで待たせるんだ」と医師や看護師をどなりつける。
4)薬が不要であることを説明されても「薬を出せ」と譲らない。
5)人間ドックを受けたが、異常がなかったからという理由で、お金があっても払わない。
6)「医療費は高い」と主張し、支払いを拒否する。

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確かに、会社などにおける悪質なクレーマーの、医療機関版みたいですね。
昨今の新聞でもよくこのモンスター諸氏に関する特集記事が見られますね。


ただね、モンスターペイシェントは“理不尽な攻撃”をするようですが、
医療機関に対する文句の中には“理不尽ではない攻撃”もあるんでしょうね。
今日の私のように ...。
夕方、病院に着きまして、偶然に部屋にいた看護師さんに、母上の状態を聞き
その様子を見て、ある事をこのナースさんに頼みました。
別に難しくも面倒でも嫌な事でも決してなく、老健施設にいる時はヘルパーさんか私が
していた事です。
たまたま交代時にあたったのか、
『あぁ、そうですね、分りました。夜勤(のナース)に伝えておきます。』
の一言で病室を後にしました。
が、その後、音沙汰ありません ...。
夜、血圧・体温・酸素飽和度なんかを測りに来ても、その“分りました”ことを
してくれる気配はありません。
20:30 を過ぎたこともあり、迷惑かなぁ、と思いつつもナースコールをして
病室に来てもらい、必要な処置をしてもらいました。



いや、お願いした事が、日勤から夜勤のナースに伝わらずに“放置プレイ状態”
だったことは、今回が初めてではなく、いや、つ〜か、よくあるのよ、この病院(病棟)では、コラ!。
申し送りって言うんですか、アレは。 そのアレが上手くいってないのかなぁ。
前回の入院時も何回かありまして、その中では一度、病棟看護師さんが入替り立替り謝罪に訪れ
偉い先生医師にまで謝られた“事件”もありましたっけね。



モンスター・ペイシェントは確かに許されざる困ったちゃんですけど、
大事な家族などが入院した時は、その家族は心配と不安から相当神経がピリピリしてますので、
医療者側にとっては医療的には問題なく何でもない事でも、
医学的素人であるその家族は、神経質に過剰反応をしてしまう事もあるのかもしれませんね。


23:50