日曜競馬 回顧

[ポルックスステークス(OP)]


テーオーエナジーは、全く危なげもなく首尾一貫の完勝劇。
可能ならば東海ステークスを使って、フェブラリーステークス
展望して欲しいところですね。


しかし、シャイニービームとは・・・。



[シンザン記念(G3)]


正直、この一戦で勝った馬の尺度になるレースレベルは
分かりません。時計は平凡でしたが、そもそも今の京都
の芝は時計を要する馬場です。上がりの時計も平凡ですし
どうなんでしょうか。
余談ですが、ウインズ場内で放送しているタ−トピでは
渡辺薫彦調教師(騎手時代はナリタトップロードの主戦
騎手)の初重賞制覇への意欲が繰り返し流されていまし
たが・・・。
ドナウデルタの福永騎手は、これ以上はない下手に乗って
くれました。この土曜・日曜と1勝をあげましたが、精彩
を欠いていました。武豊騎手(6勝)とは大違いでしたね。
ルメールデムーロのいない隙を狙わねばどうする?
あとカタカナ単騎免許騎手では、マーフィー騎手は乗れますが
ミナリク騎手は日本の競馬のペースというか勘所というものが
少し足りないようです。
ルメール&Mデムーロのいない中央競馬は、核となる騎手を
欠いた何か物足りないというか寂しさを感じましたね。

冬のイチ押し この一冊

『永遠を旅する者  ロストオデッセイ 千年の夢』


永遠の命をもつ孤独な旅人カイム。
永遠に終わることのない旅の途中に訪れた街や村。
そこで出会った、数え切れない限りある命を持つ人々。
彼らの戦争、騒乱、平和、富裕、貧困、権力、服従
希望、絶望、憎悪、愛、未来、過去などを、カイム
の目を通して紡いだ一期一会の物語の集大成、金字塔。
必読の一冊。


永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)



『ねぇ、柴田。』


主人公は高校生の女の子、謎めいた美少女、柴田優。
生まれてから中学2年で、今の里親に引き取られるまで、
児童養護施設で育つ。しかし、そのことで周囲の心ない
対応、強烈なイジメがトラウマとなり、イヤフォンで両耳
を塞ぎ他人との関係を絶ち、自分の世界だけに耽るようになる。
自分の育ちを知られない、高校は遠くの進学校に上がった
ものの、やはりトラウマが消えることなく、身上が露呈する
のを恐れ、両耳をイヤフォンで塞ぎ、クラスメートとの関係
を完全に遮断した生活をしていた。
転機が訪れたのは高校2年。クラス替えにより柴田の隣席に
座ることとなった中嶋雄太の存在。
中嶋の朝夕のあいさつに始まり、機を見て柴田に声をかける
ようになって、徐々に柴田は胸の内を開いていく。
柴田が唯一心を許した、中嶋の夭折した双子の妹による
柴田と中嶋が出会う工作も功を奏して...。

――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)

――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)