日曜競馬 展望

[ポルックスステークス(OP)]


昨秋は、チャンピオンズカップをルヴァンスレーヴ、東京大賞典
オメガパヒュームが勝ち、現4歳馬レベルの高さを証明しました。
それならここはテーオーエナジー? ちょっと安易じゃないの?
いえ安易ではありません。テーオーエナジー古馬オープンになった
からには出場出来るレース数は自然と限られてきます。
よもや地方交流を含めG1戦線で戦いたいのなら、その前に獲得
賞金を積み上げねばなりません。これは絶対に必要なことです。
故にテーオーエナジーには、遊びで参戦する余裕はありません。
一戦必勝を掲げてこの路線を歩んでいかなければなりませんね。


3連単軸1頭ながし

6→(1・3・4・5・8・11)




[シンザン記念(G3)]


もはや手垢がついたような文句ですが、シンザン記念は出世
レースであり、ここを勝って飛躍する馬が多数ですね。
グリーンチャンネルなどで前走を見ましたが、余計、頭が混乱
してしまいます。どの馬もそう差はないんじゃないの?
分けても飛び切りの良血馬がドナウデルタ。母(重賞2勝)の
全妹が名牝誉れ高いジェンティルドンナですね。
祝福されるために生まれてきたようなサラブレッドですね。
個人的には寺山修司氏の競馬感が好きで、血統的には低評価の
馬が良血馬を負かす、そんなシーンが好きなんですよね。


3連単軸1頭ながし

6→(2・3・4・5・9・10)

3連複軸1頭ながし

6−(1・2・3・4・5・7・9・10)

冬のイチ押し この一冊

『永遠を旅する者  ロストオデッセイ 千年の夢』


永遠の命をもつ孤独な旅人カイム。
永遠に終わることのない旅の途中に訪れた街や村。
そこで出会った、数え切れない限りある命を持つ人々。
彼らの戦争、騒乱、平和、富裕、貧困、権力、服従
希望、絶望、憎悪、愛、未来、過去などを、カイム
の目を通して紡いだ一期一会の物語の集大成、金字塔。
必読の一冊。


永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)

永遠を旅する者 ロストオデッセイ 千年の夢 (講談社文庫)



『ねぇ、柴田。』


主人公は高校生の女の子、謎めいた美少女、柴田優。
生まれてから中学2年で、今の里親に引き取られるまで、
児童養護施設で育つ。しかし、そのことで周囲の心ない
対応、強烈なイジメがトラウマとなり、イヤフォンで両耳
を塞ぎ他人との関係を絶ち、自分の世界だけに耽るようになる。
自分の育ちを知られない、高校は遠くの進学校に上がった
ものの、やはりトラウマが消えることなく、身上が露呈する
のを恐れ、両耳をイヤフォンで塞ぎ、クラスメートとの関係
を完全に遮断した生活をしていた。
転機が訪れたのは高校2年。クラス替えにより柴田の隣席に
座ることとなった中嶋雄太の存在。
中嶋の朝夕のあいさつに始まり、機を見て柴田に声をかける
ようになって、徐々に柴田は胸の内を開いていく。
柴田が唯一心を許した、中嶋の夭折した双子の妹による
柴田と中嶋が出会う工作も功を奏して...。

――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)

――ねぇ、柴田。 (SKYHIGH文庫)