ナースの卯月に視えるもの

競馬


完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に勤める看護師・卯月咲笑。
ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。
それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。
彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々
が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。


帯には「号泣しました」「あまりに切ない、なのに温かい。」ですが
号泣は大袈裟と思われますが「温かい」物語ですね。ほんわか、と。
母親が介護施設とその親会社(?)に当たる病院を、よく往復してま
したので、病棟の看護師さんの仕事が大変なのは理解しています。
作中にも出てきますが、夏休みなんて6月~11月までの間で消化
しているようです。何で11月まで「夏休み」かと言うと、ただでさ
え慢性的な人員不足の業種なもので、なかなか夏季期間に夏休みが
取れないということですね。人生の、誰しも最後はお世話になるのが、
医師以上に看護師さんです。エンゼルケアとかね、感謝です。
手元の本を見ると 2024年5月10日第1刷
2024年10月25日第6刷 と、まぁ売れている文庫本ですね。



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