日曜競馬 回顧

競馬

[NHKマイルカップ(G1)]


桜花賞の重馬場での激走による疲労、初の牡馬対戦に遠距離輸送など
懸念はされましたが、1番人気の競馬をしたのは確かですね。
ルメール騎手も直線 526m が頭にあったのか、半マイル 46.0-46.5、
千米通過 58.0 と、スピードに任せた逃げではなく、折り合ってゴール
板まで脚を使えるような先行策でした、レシステンシア。
ラウダシオンのMデムーロ騎手は、ルメール騎手が絶妙のペース配分
で走らせることを十二分に知っていますから、出負けしても果敢に
レシステンシアに取り付き、後はその後ろを追うだけの競馬。
ラウダシオンのMデムーロ騎手にとっては、テン乗りで人気もないの
でこのような競馬が出来たのかと思いますね。
リアルインパクトは、3歳で安田記念を勝ったマイラーですね。
直仔での初重賞勝ちがG1制覇です。
G1の舞台で本命馬で逃げるより、人気薄で追う方が展開的には絶対
に有利でしょう。
このレースにおいては、1番早いと目されていたレシステンシアより
11/2 だけ早い馬、ラウダシオンの能力が優ったということです。
しかし、タダでは起きないのがシルクレーシング ...。
サトノインプレッサとサクセッションは、いいところが無かったですね。
堀厩舎&レーン騎手のコンビは、参度目もダメでしたね。
少し出負けして、あの流れを3コーナーで後方待機を見て、半分は諦め
ましたが、直線で前に馬群の壁が出来て、出るに出られないヘタヘタな
駄乗のお陰で、競馬をしたのは最後の 100m ちょっとくらいか。
結果を出せないプレッシャーあったのか、レーン騎手らしくない競馬で
したね。



[新潟大賞典(G3)]


昨日の予想で記した
ハンデ戦G3は、準オープンを勝ってきた馬が狙い」という
根拠もない私的な経験則を持っていることと無縁ではありません。
ホントに来たでしょう、アトミックフォースとトーセンスーリア。
逃げたアトミックフォースですが、作戦的には悪くありません。
直線がこれだけ長いと、案外、前にいる馬も残りますよね。
今回は、ほとんど行った行ったのワンツーの競馬ですからね。
アトミックフォースがトーセンスーリアに抜かれても、まだ3連複がある
と希望を残し、7番と14番が並んで飛び込んだ時は、やや分が悪いかな
と映りましたが、その通りになってしまいました、嗚呼。
石川裕紀人騎手、ホントに余計な事を・・・。
よく見たら、プレシャスブルーは、準オープンを勝ってオープン2戦目
ですね。ここにもっと注目していれば ...、後の祭りですね。