サムスン電子、“労働者の権利侵害”フランスで起訴
パリ地方裁判所、サムスン電子フランス法人を予備起訴
韓国、中国、ベトナム工場で労働者の人権侵害の疑い
直接的容疑は消費者法の欺瞞的商業行為
労働環境問題で欧州で起訴されたのは今回が初めて
フランスの裁判所の捜査を受けていたサムスン電子が、ついに起訴された。
サムスン電子がアジア工場で労働者の権利を侵害していながら、そうではな
いと偽って広報した疑惑だ。欧州の捜査機関が、サムスンの労働環境全般を
問題にして起訴したのはこれが初めてだ。正式裁判に進むことになれば、サ
ムスンは“無対応”で一貫してきた化学物質への露出と労働災害の隠蔽、超過
勤務の強要などの疑惑について直接説明しなければならない。
フランス市民団体シェルパ(Sherpa)とアクション・エイド・フランス(ActionAid
France)は3日、報道資料を出し、フランスのパリ地方裁判所が最近、サムスン
電子のフランス法人を消費者法違反(欺瞞的商業行為)の疑いで予備起訴したと
明らかにした。予備起訴は予審に付する行為を指す。予審とは、裁判所に所属
している捜査判事が公訴権行使を前提に犯罪行為者を特定し、当該犯罪の状況
と結果を確定する手続きをいう。フランスでは重要な事件の場合、検事は捜査
判事に捜査を依頼し、捜査判事が捜査と起訴を受け持つ。予備起訴段階でも控訴
をすることはできるが、予審開始決定が下されれば相当数が起訴と正式裁判に
つながるのが普通だ。ルノー・ヴァン・ルインベーケ捜査判事は予備起訴決定を
下し、「サムスン工場で労働者の人権が尊重されていないという疑いが強い」と
述べたと伝えられた。
以下(略)
オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は4日、韓国サムスン電子(00
5930.KS)のスマートフォン「ギャラクシー」の耐水性を訴える広告が消費者に誤
解を与えるとして、同社のオーストラリア部門を提訴したことを明らかにした。
ACCCは、2016年2月ごろから、サムスンの広告では同社のスマートフォ
ンが海やプールの中での使用に適しているように描かれていると指摘。
ACCCのシムズ委員長は「実際にはそうでないにもかかわらず、『ギャラク
シー』が水中や水にさらされる環境での使用に適しているかのような誤った印象
をサムスンの広告は与えている」と主張した。
息を吐くが如く嘘をつくのがお家芸の韓国ですもんね。
仏・豪のみならず、その他大勢の国からもボコボコに
されればいいんですよね、こんな糞会社は。