日曜競馬 回顧

競馬

[皐月賞(G1)]


波乱の結果に終わってしまいました。
このような展開のレースになることは、多くの人が予想
出来たことでした。 ただ、結果が...。
軽快に飛ばす3頭の千米通過が59.2。馬場やそれまでの
レースタイムを考えても、決して早いラップではありません。
現にジェネラーレウーノは3着に粘ったわけですから。


2009年のエリザベス女王杯クィーンスプマンテ
テイエムプリキュアの2頭が大逃げをしているようで実は
スローでした、ブエナビスタの名手・安藤勝騎手がそれに
気付いて、必死に追っても届かず3着の、あの悪夢の
エリザベス女王杯の再現を見ている感覚でした。
ワグネリアンは4コーナーを回った時点で半ば諦めましたが
3連複も買ってたので何とか3着は...、と思いましたけどね。


2009年 エリザベス女王杯
武豊の父・故武邦彦調教師の辛辣なコメントが面白いですよ
https://www.youtube.com/watch?v=hmllBloTrhM:movie,w600


しかし、福永は兎も角、ペース判断に的確なCルメール
デムーロまで乗り違えるとはね。後方で牽制し合った結果
なのでしょうか。 最後は詰めてきただけに、どうなんでしょう。
福永はゴール前で、前が壁になって追うのを止めてしまいました。
この騎手は、馬券が3着まで有効であることを知らないのかと
詰め寄りたくなりましたね。 駄乗も駄乗でしたね。
所詮は、牡馬クラシック大舞台の1番人気を背負えるような
騎手ではないのでしょう。 と、言いたくなります。


余談ですが、私はデータ主義者ではありませんが、気にするタイプ
なんです。 今回はそのうちの1つを握り潰してしまいました。 
過去10年この皐月賞で、弥生賞2着馬の成績が
(0・0・0・10)であることを。


勝ったエポカドーロは、流石に腕利き職人の藤原英昭調教師が
送り出したことはあります。リーディング東西トップを独走
勝率0.292  連対率0.483  3着内率0.573 驚異的な数字です。
基本的な作戦はスプリングステークスと同じですね。
ただ、この1か月で馬の力が飛躍的に伸びた感じです。
2着以下に2馬身差以上の着差をつけましたからね。
戸崎騎手は、成績の低迷、所詮はG3止まりなどと囁かれて
いただけに、諸々の鬱憤を晴らす勝利でした。
これでダービーを、皐月賞を勝ったクラシックホースとして
堂々とダノンプレミアムを迎え撃つ立場になりました。 
楽しみですね。