簡単な競馬回顧

競馬

[京都記念(G2)]


出負けして隣の馬と接触して、掛かって負けるなら未勝利馬にでも
出来ますよね。 最近、とみにダービー馬の威厳というものが低下
してきている感じがします。
何もディープインパクト級ではなくても、スペシャルウイーク程度
の活躍が、ダービー後も出来ないものか。



[共同通信杯(G3)]


勝ったオウケンムーンを初め、上位入選組が先行して、上がりを33秒台
でまとめられたら、グレイルにステイフーリッシュの位置では、物理的に
届きません。 何故か分からないと首をかしげてもダメです。駄乗です。
かつてはオリビエ・ペリエも一目置いた絶妙なペース判断が、このレース
では発揮されませんでした。ステイフーリッシュは仕上げの失敗。
450Kと体のない馬にマイナス12K。パドックカリカリとテンション
が上がり、見れば誰しも腹の線が細くなっていたことを気付いたでしょう。



[クイーンカップ(G3)]


いやはや、凄いレースになりましたね。
2走前のテトラドラクマこそが本来の姿でした。
フェアリーSは枠順の不利。広く紛れの少ないコースでこそ力を
存分に発揮出来るのでしょう。
逃げて、千米通過が57.8! この時期、古馬のマイルOP戦
でもこのペースでは行きません。暴走気味ですね。
そこを上がり35.9で踏みとどまって、1.33.7 の勝ち
時計は衝撃的ですらあります。
テトラドラクマに付き合ったマウレアは、潰れてしまいました。
2か月後の桜花賞、桜の女王候補に燦然と名乗りを上げましたね。
中山得意の田辺騎手も、ようやく東京でも冴えを発揮しました。