[スプリンターズステークス(G1)]
夏を経て10月になり、秋競馬も俄然、盛り上がってきました。
秋G1戦線で緒戦を飾るのが、スプリンターズステークス。
これで堅い!という本命馬不在で、戦国絵巻の様相を呈しています。
この中でも能力最上位に押したいのが、レッドファルクスですね。
昨年はビッグアーサーがインで詰まって、外差しが決まった優勝でしたが、
それ以上に評価をしたいのが、安田記念での3着(0.1差)ですね。
守備範囲でない千六、しかも府中の千六G1での僅差3着は、この馬の
底力の証明をするものですね。得意の千二に戻り、調整も順調。
この馬を軸に据えます。 少しズブイ差し馬なんですけどね。
流れは、恐らくワンスインナムーンが引っ張りますので、平均ペース
でしょうか。今日の競馬を見た限り、時計もそこそこ要しています。
直前の馬場としては、10R(1000万下・芝千二)に注目ですね。
馬場は外差しも伸びますが、やはりインの方が伸びます。
一発・直線一気があるとすれば、中山千二マイスターのメラグラーナ。
前走のような後方に下げる必要がない、いい枠を引きました。
穴ならラインミーティア。G1レースに挑むにしては、着外が余りに多い
のですが、アイビスSDを勝ち、前走で一皮むけた差し脚に期待します。
ビッグアーサーは、調教の内容が悪すぎますので見送りですね。
8−(2・3・5・7・9・13・16)
[凱旋門賞(仏G1)]
ご存知、秋の欧州競馬の総決算、凱旋門賞。
名馬の登竜門として名高いのですが、斤量の関係で、最近は3歳馬及び牝馬の
活躍が目立ちます。で、そこを修正しようとしたのか、今年から3歳馬の斤量が
0.5k増やしました。余り影響は無いとは思いますが...。
確実に1番人気ですがエネイブルが本命ですね。G1を4連勝中でその中には、
春の欧州競馬の総決算、キングジョージ&QエリザベスDSが含まれています。
しかもブッ千切り。気掛かりなのが、今年7戦目での疲労と馬場でしょうか。
フォア賞のような特殊な重馬場になってしまうと、英仏系の馬より、ドイツ馬の
躍進が見られるかも知れません。チンギスシークレットですね。
17−(4・5・8・12・14・15・18)