米国第一主義を貫くと…

競馬

国外移転企業に35%関税
トランプ氏、ツイッターに投稿



http://www.jiji.com/jc/article?k=2016120500405&g=int



まぁ不動産屋には製造業の行動様式というか、どういうもの
かが分かってらっしゃらない。
少なくても製造業にとっては、関税という障害はありながらも
事実上、世界の垣根はないも同然ですね
経済活動にイデオロギーや政治哲学は、関係ありません。


人件費が安く、社会的に安定してスキルもあれば、そこに
生産拠点を移すのは、もはや当然のことでしょう。
トランプ氏の言いたいことは分かりますが、物価が比較的安定
しているのは、世界中から安く品質も良い製品が米国の
消費者に浸透しているからであり、人件費の高いメイド・イン・
アメリカにしたら、消費者は高いものを買わされることになり
かねません。
また、米国に留まった企業が、海外からの安く同性能の輸入品
に駆逐されかねない懸念も出てきます。
そうなったら高い関税を課すか、輸入禁止ですか?


インフレ圧力も当然、生じてきます。
それに先の雇用統計で、失業率は随分と改善されています。
賃金(人件費)の更なる上昇も起こりえます。
米国第一主義が結果的に、米国民に不利をもたらす可能性が
少なくないような気がしますね。