弁護士の仕事は弁護

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「家族旅行と理解するほかない」
「家族と映画鑑賞後の食事と推測」 
数々の公私混同指摘



東京都の舛添要一知事が弁護士を選任してから13日目に出された報告書では、数々の「公私混同」
が指摘された。調査依頼を受けた元検事の弁護士2人がまとめた報告書では宿泊費や飲食費など多く
の支出を「不適切」と認定。しかし「適切」「不適切」の線引きには曖昧な点も多く、全容解明に
向けた舞台は、7日からの都議会の質疑に移る。



「全体としてみれば家族旅行と理解するほかない」。政治資金の公私混同疑惑の発端となった平成
25年1月、26年1月の千葉県木更津市のホテル宿泊について報告書はこう指摘した。

 


舛添氏はこれまで、宿泊した部屋に事務所関係者らを呼び、26年の都知事選への対応などを協議した
ため、「政治活動と判断した」などと説明。報告書によると、相談相手として元新聞記者の出版会社
社長を招いたが、面談時間は25年は数時間程度、26年は1時間程度にとどまった。




舛添氏は20年11月から26年8月まで19件の宿泊に政治資金を支出。報告書は木更津の2件を含む
家族同伴の6件(約80万2千円分)について「主たる目的が家族旅行」「家族旅行中に短時間だけ
政治家と意見交換したにすぎない」「支援者との会合が目的だったが娯楽施設で会合が行われた」などと
して支出を不適切と断じた。

 


家族同伴でも「シロ」と認定されたケースも。20年11月と21年8月、那覇市のホテルに宿泊した際も
家族が一緒だったが、報告書は「支援者から家族を連れてきてほしいと要請された」などとして、公私混同
とまではいえないとした。



宿泊費と並び、焦点の一つだった飲食費は「家族抜きで行われた飲食」を政治活動とする認定基準を適用。
21年1月から26年8月まで支出された65件のうち、14件(約33万6千円分)については「家族と
映画鑑賞した後の食事と推測するのが自然」「別荘近くでの食事で私的であった可能性を排除できない」
などして不適切とした。

 


「大量購入」の批判を集めた絵画、版画などの美術品については、舛添氏が3年間に106件購入していたと
指摘。舛添氏は従来、「都市外交のツールとして使っている」などと強調してきたが、調査に対しては「イン
ターネットオークションで安く購入できるため、つい買いすぎた」と説明したといい、報告書は「多数・多額
の購入は不適切」と認定した。




一方で、「書」の購入は22年10月から26年12月まで41件に及んだにもかかわらず、報告書では「多す
ぎる感は否めないものの、不適切とまでは言えない」。美術品と書で認定が分かれた格好だ。

 


調査を担った佐々木善三弁護士は記者会見で「適切」「不適切」の線引きについて「最後は常識に照らして判断
した。法律家であっても、道義的な責任(の判断基準)は一般の方と変わらない」と強調。店関係者へのヒアリ
ングの有無を報道陣に問われると、否定した上で「全てのヒアリングをする必要はない」と気色ばむ一幕もあった。



http://www.sankei.com/affairs/news/160606/afr1606060032-n1.html



何だよ、やっぱりお雇い弁護士かよ。
そりゃ弁護料を払ってくれる依頼主に不利な証言は出来ませんわな。
こんなことは、最初から分かっていたこと。
「違法性・適法性」ではなく「適切・不適切」って何よ?
何が道義的責任なんだよ。 違うだろ。
政治資金規正法に照らして、適法か違法かを指摘するんじゃないの。
こんな猿芝居ではなく、明日から始まる都議会で、徹底的に突っ込んだ
質疑をしておくれ。 こんな野郎が首都・東京の知事なんて恥ずかしい
よね、まったく。