ブラック企業 アリさん引越社

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「何をぬかしとるんや、コラァ!」 
アリさん引越社幹部の「恫喝」が物議




ブラック企業だと訴訟を起こされた「アリさんマークの引越社」の幹部が、労働組合員らを恫喝
する様子がユーチューブに投稿されて物議を醸している。引越社側は、「トラブルがあったのは
事実」とだけ言っている。

 


「お前、何踏んでんねん、オイ!」。引越社関東の副社長が足元を指差し、ビデオを撮る組合員に
こう声を張り上げる。すると、派遣ユニオンの書記長が「もうちょっと丁寧なお話をした方がいいよ」
と戒めた。



■労組側「尋常な人じゃないですよ」

 


ところが、副社長は、さらに逆上して、「あ? 何?」「謝ったら何してもええんか」と詰め寄って...。

 


これは、ユーチューブに2015年10月1日に投稿された4分強の動画の1シーンだ。
この日は、引越社相手に訴訟を起こした男性社員(34)が加入している労組「プレカリアートユニオン」
などが、東京都内の引越社関東のオフィス前で抗議活動をしていた。
副社長らは、仕事の邪魔になると拡声器の使用中止を求めようとして、外に出てきたらしい。

 


組合員に詰め寄る副社長に、派遣ユニオン書記長が「何か尋常な人じゃないですよ、そういう話し方は」
と諭すと、副社長は、「何をぬかしとるんや、コラァ!」「誰に言うてんねん」などと怒り、押し問答
はしばらく続いた。

 


この動画は、プレカリアートユニオン側が投稿し、ネット上で大きな反響を呼んだ。
10月5日夕現在で、60万回ほども再生されている。副社長が組合員に足を踏まれてカッとなったようだが、
動画にもアップされたためイメージダウンになるといった声が相次いでいる。

 


引越社を巡っては、社員らから、残業代が支払われなかった、仕事中の荷物破損や車両事故の損害を給与
から天引きされたといった指摘が出ている。男性社員は、組合活動をしたことで不当な配置転換を受けた
として、7月31日に地位確認などを求める訴訟を起こしていた。



「トラブルがあったのは事実です」

 


報道などによると、男性社員は、会社の機密を漏らしたり訴訟で会社の名誉を害したりしたとして、8月
11日付で懲戒解雇処分を受けていた。そのときに、男性社員の「罪状」を挙げ、「一生を棒にふること
になりますよ」と強調した解雇通知が全店に貼り出されるなどしたという。

 


男性社員が仮処分の申し立てなどをすると、引越社は、一転して解雇を撤回し、男性社員は10月1日に復職した。



ところが、以前の営業担当ではなく、6月に配置転換を受けたシュレッダー係にそのまま据え置かれて
しまった。
さらに、男性社員は、前出の動画でプレカリアートユニオンの執行委員長からインタビューを受け、
驚くべき内容を告白した。

 


「再掲示」と書かれた解雇通知を掲げ、この紙がまだ社内で貼られたままだというのだ。
それも、もっと場所が増えており、タイムカードにもテープで貼り付けてあったという。

 


シュレッダー係の職場でも、男性社員の顔を切り抜いて掲示板に貼ったうえ、その上下に次のように
書かれた紙が貼られていたそうだ。

  

北朝鮮人帰れ」「過激派の流れを汲むような怖い人は去れ!」

 


プレカリアートユニオンの委員長も、この掲示板を撮った写真をツイッターで紹介している。
引越社関東の広報担当者は、副社長が組合員を恫喝したことについて、「トラブルがあったのは事実
です」
と取材に答えた。しかし、その内容については、「係争中の案件ですので、細かい部分はお答えでき
かねます」
とした。解雇通知が再び貼られたり、「北朝鮮人帰れ」といった紙が掲示されたりしたかについても、
事実かどうかは答えられないという。



→ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151005-00000007-jct-soci



https://www.youtube.com/watch?v=uex0k9g7W_w:movie,w600

https://www.youtube.com/watch?v=znVuH4t9ic4:movie,w600



この副社長は関西ヤクザか?
それにしても酷いものです。
従業員の姿をアリさんに例えたのが、会社のロゴマークなの
でしょうか。 そうなんですね、多分。
こんな会社辞めればいいのに…。
他社に移ることも十分に可能かと思われますが、どうして
このようなブラック企業を辞めないのでしょうかね。