言わんとするところは分かります

競馬


イチロー4千本「認めない」 
ピート・ローズ氏、称賛も




大リーグのレッズなどで歴代最多の通算4256安打を放ったピート・ローズさん(72)が、
朝日新聞の単独取材に応じ、イチロー選手の日米通算4千安打について、「私は『4千安打』
を認めない」と話した。一方、大リーグ1年目から結果を出し続けていることについて、
「日本と米国の野球の懸け橋になった功績は偉大だ」とたたえた。



ローズさんは「大リーグだけで放った私と日米通算とは価値が全然違う」。大リーグと日本の
プロ野球では試合数や移動距離が違い、米国では時差の影響も大きい。
その中で24年間プレーし、首位打者に3度輝いた。イチロー選手は大リーグでは2722安打
で歴代59位。「ヒット・キング」を自称するだけに、単純に数字だけが比較されることに、
疑問を呈した。

 

ただ、ローズさんは大リーグに飛び込み、シーズン200安打を10年も続けたイチロー選手へ
最大限の敬意を表する。「異国で野球をすることは、とてもストレスがかかる。1年目から結果
を出したのだから、本当に素晴らしい」。体調管理など、グラウンド外でも努力を惜しまない姿に、
今後大リーグ3千安打を達成する可能性があると考えている。


→ http://www.asahi.com/sports/update/0822/TKY201308220273.html


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http://www.youtube.com/watch?v=cPS9XxQB27k:movie,w600



確かにピート・ローズ氏の見解は理解出来ます。
日米では試合数、移動距離数、そのた様々な面で
米国での活動の方が厳しく過酷なんですね。
それに投手の質も違うし、守備陣もメジャーリーグの方が
上ですものね。



以前、当時の王選手が756号ホームランを放ち
メジャーリーグハンク・アーロン選手が持つ
755本を抜き「世界一の本塁打王!」と国民的な
熱狂を王選手が浴びました。
そして、国民栄誉賞第一号を受賞。
が、その後、王選手は
「何も世界一でなくてもいいじゃない、日本のプロ
野球界でこれだけの本塁打を打ったという、それ
だけでもいいじゃないの。」
と苦言を呈したのを思い出しました。
王選手の気持ちは分かりますね。
後楽園球場他とメジャーリーグの球場
日本の投手とメジャーリーグの投手
この2つの材料だけでも「世界一!」と呼ばれる
ことに後ろめたさを感じたのではないでしょうか。



余談ですが、1978年だったかな、シンシナティ
レッズが来日して、初戦を後楽園球場で見たんですよ。
外野席ライトのポール際。
勿論、看板選手ピート・ローズ選手も出場。
しかし一番衝撃的だったのがレッズ4番の本塁打
レッズの4番、ジョージ・フォスターの特大本塁打
には驚きました。ド胆を抜かれました。
だって打席からほぼ一直線で左翼外野上段の広告板に
ぶつかる本塁打なんて見たことないもんね
その看板にぶつかった音がライトスタンドどころか、
球場内に聞こえるほどのホームラン。
場内「し〜ん」と我彼の差を肌で感じたものです。
試合後、選手がバスで出てきたところを大勢のファンが
囲み、レッズの選手が丁寧にサインや握手をしてくれ
ましたね。私も背伸びをして色紙をバスの窓にあげて
サインをしてもらいました。感激です。
当時からファンサービスも徹底してましたね。