牝馬クラシック第二弾 オークス(優駿牝馬)。
どの馬も未知の距離である府中二千四百米を駆け抜けるレース。
百花繚乱、花びらが飛び散る先には、栄冠のオークス馬の称号。
さて、今年はどうなるのでしょうかね。 楽しみですね。
桜花賞が遅い時計で決まった場合、その桜花賞馬は総じてオークスでは苦戦
する傾向があります。
今年の桜花賞は、1.34.6 と、過去10年で最も遅い決着になりました。
ジェンティルドンナには、良くない材料ですね。
おまけに全姉のドナウブルーは、先のヴィクトリアマイルを2着と、やはり
マイラーの気配がしないでもありません。
ただ、オークスで活躍する馬の前走の多くが桜花賞ということは変わりません。
今年の桜花賞は1-2-3 着馬とそれ以降の馬とは差がついてしまいました。
この桜花賞の上位3頭と、トライアルであるフローラステークスを楽勝した
ミッドサマーフェアーの4頭の勝負と観ます。
その中で中心には◎ヴィルシーナを取ります。
全成績(2110) 府中コースではクイーンCと重賞を制しています。
出世レースの一つである、エリカ賞(阪神2000m)も勝ち、その前の
黄菊賞も惜しい3着です。スローでも折り合えるのは重要な武器です。
血統もディープインパクト産駒で母父はヴィクトワールピサやロジユニヴァース
で成功したマキャヴェリアンだけに、G1を勝てる血統的背景もあります。
内田博幸騎手が引き続き手綱を取るのも心強いですね。
枠順もベストでしょう。
アイムユアーズは、千二〜千六の馬のような気がしてならないのですが
鞍上のウィリアムズ騎手の手綱が怖いので連に入れます。
その他では穴馬として、自在の競馬が出来るメイショウスザンナ(武豊騎手)と
忘れな草賞を制したキャトルフィーユ(福永騎手)を加えます。