日曜競馬 回顧

競馬

[桜花賞(G1)]


レース自体はクラシックの緒戦を飾るには相応しい好レースでした。
素晴らしいレースでしたね、配当以外は...。
前後半のラップは、46.6−46.5  1:33.1。
見事なまでの平均ペース。
どの馬にも有利・不利のない、G1らしい底力が試されました。



勝ったアーモンドアイは、お約束の出遅れ、後方2番手を追走して
いる時には、どうなることかと思いました。
最後の後方一気の脚は、ブッ千切りの上がり最速33.2。
他馬との次元の違いを見せつけた鬼脚でした。
シンザン記念からのブッツケ本番でしたが、流石は牝馬三冠を
制したアパパネを育てた、国枝厩舎だけに自信の表れだったの
でしょう。



父がスプリンターのロードカナロアですが、母はジャパンカップ
制したフサイチパンドラ。府中の二千四百も問題ありません。
ルメール騎手が勝利ジョッキーインタビューで、断言してました。
元々スタートに難がある馬。スケールの違いをオークスで見せつけて
くれる予感がします。



ただ、こういうレースをすると脚にかかる負担は相当なものなので
それだけは気を付けなければなりません。
ダンスインザダーク菊花賞のようには、なって欲しくありません。



敗れた圧倒的1番人気のラッキーライラックでしたが、こういうことを
「負けてなお強し」といいます。石橋騎手は最高の騎乗でした。
1番枠で外から包まれるのを嫌い、先行するパターンは、それ以外の
作戦はありませんでした。 馬もよく応えました。
凱旋門賞を展望しているようですが、どうなるのでしょう。
オークスの結果次第か、国内でより強い馬がいあることで白紙に戻すのか。
今回は断トツ1番人気を背負っての不利な1番枠と、陣営の
プレッシャーは相当なものでした。 よく頑張ったと思います。



取りガミ馬券でございます