日曜競馬 回顧

競馬


[スプリンターズステークス(G1)]



勝ったカレンチャンは立派の一言。
これで5連勝、重賞4連勝でG1をゲット。文句なしの大金星!
函館SSとキーンランドCでの勝利は余り重視されてませんでした。
所詮はローカル重賞という偏見もあったのでしょう。3番人気でしたが…。


33.0−34.4 を中団でジッと脚を溜めて直線33.8の末脚で
他馬を蹴散らしました。2着馬に 13/4 差ですので完勝ですね。
しかし、2着がパドトロワとは・・・。この馬を買える要素って?
注目を一身に集めたロケットマンですが、恐れた結果になりました。
テンの3Fが33.0という高速競馬に追走一杯で、4コーナー前では
少し下がってしまいました。時計は1.07.8ですから自分の時計では
走っているワケです。最後は差を詰めるだけに終わりました。
人気で実績のある外国馬がコケる理由としては
1.時には32秒台のテンの早い競馬に戸惑ってしまう。
2.回りがキツイ4コーナーを上手く回れず外に膨らんでしまう。
などですね。
また、中山千二の特徴として
1.スタート地点から3コーナーまで緩やかな坂になって、テンが速くなりやすい
2.テンに速くなった場合、ゴール前の2.5m超を超える坂を上るのは苦しい
ということで、逃げたパドトロワが2着に残ったのは、これまた立派ですね。
3着エーシンヴァーゴウも立派です。サマースプリントシリーズを制して
まだ余力があったなんて、偉い馬ですね。
1,2,3着とも4歳馬。 これで世代交代が確実なものになりますね。
近年では最強世代といわれる現4歳世代の面目躍如ということでしょか。