菅も知らない被災地での生活

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川で洗濯・トイレは仮設・入浴週2回… 水なき南三陸



津波で壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町では、震災から3カ月近くたった今も水道が使えない。
復旧率はわずか1%。頼みの隣接市も水不足に陥っており、水のない生活に住民は疲弊しきっている。

 
町内の山あいを流れる新井田川の上流では昼間、女性たちが集まって洗濯物や食器を洗っている。
ある主婦(46)は、洗濯物で膨れ上がったスーパーのポリ袋四つを胸に抱え、1日おきに川へと通う。

 
「お父ちゃんも息子も建築関係だから、汚れた服を何日も避難所の狭いスペースに置いておけない。
大変だけれど、水が出るまでここで洗うよ」

 
宮城県によると、県内被災地の水道の復旧率は1日現在で94%。これに対し、南三陸町は1.24%で、
被災地の自治体の中でも極端に低い。

 
震災前、町では6カ所の浄水場で井戸水をくみ上げ、町内約5700戸に送水していたが、津波で1カ所が壊滅。
2カ所は無事だったが、3カ所ではくみ上げる水の塩分濃度が高くなり、飲料水として使用できなくなった。

 
町は最近になってようやく新しい水源を確保し、仮設の導水管を敷設し始めた。しかし、町内では水道管を
渡すための主要な橋が津波で落下しており、復旧の見通しについては「各家庭へとつながる水道管もズタズタ
に壊されているため、相当の時間がかかる」(町担当者)という。佐藤仁町長も「現段階では、復旧時期を
示すのは難しい」と話す。

 
避難所となっている体育館や宿泊施設でも、水のない生活を強いられている。
約600人が避難生活を送っている「南三陸ホテル観洋」は1日約300トンの水が必要だが、給水車
運び込めるのは約80トンだけ。入浴は週2回。トイレは屋外の仮設トイレを使用し、洗濯物は川の水を使うか、
石巻市などのコインランドリーで洗う。

 
おかみの阿部憲子さんは「これからどんどん暑くなるなかで、週2回の風呂や仮設トイレで、どこまで衛生状態
が保てるか。被災した方々を受け入れているが、水がなければどうにもならない」と嘆く。

 
町内の水は、隣接する同県登米市から、1日延べ80〜100台の給水車を使って、250〜300トンを運び入れている。

 
このため、登米市内での4月の取水量は前年同月比で約10万トン、約12%増加した。南三陸町内から登米市内に
移り住む被災者が増えていることや、今後、市内に同町の仮設住宅が200戸建設されることなどから、
「これ以上水が必要になれば、市民に節水を求めざるを得ない状況」(市担当者)となっている。

 
登米市の布施孝尚市長は「こちらもできるだけ協力したいが、水は有限であり、国などからのサポートがない状況
では限界がある」と話している。


→ http://www.asahi.com/national/update/0602/TKY201106010818.html


菅直人、被災者を素通りして詰め寄られ、言い訳する声が(爆 www
これじゃぁダメなんだよな。
何もマザーテレサを真似て、難病に侵された難民の子供たち、お年寄りたちをを抱きしめて・・・
とか
天皇皇后両陛下のように、膝を着いて被災者と同じ視線から励ます、弔意を表する
とか
なんてコトを期待する方が阿呆なんだけど、被災者から「もう帰るの?」では
国政の責任者としては失格ですな(爆 www