日曜競馬 回顧

競馬


[NHKマイルカップ(G1)]


レースラップですが、45.7−46.5 と前後半が0.8しか違わない
平均的なハイラップでしたね。
テンの千米が57.6と、やはり暴走気味な展開でしたね。
当初予想されたリキサンマックスがハナを切り、離し逃げかと思いきや
フォーエバーマーク(吉田豊騎手)がハナを切って、後続の17頭を
緩みなき流れで誘導したために、結果的に展開の有利不利は無く
底力とスピードがモノを言った、ガチンコの力勝負になりましたね。


やはり千六以上での実績がある馬同士のワンツーでした。
グランプリボスは先団の直後と、絶好の位置取りで進みましたね。
折り合うまで、少々エキサイトした面がありましたが、ウイリアム騎手が
上手に馬の力みを取る事が出来、その後はスムーズに走りましたね。
この位置取りから上がり34.0の末脚で2着馬を千切っての優勝。
1-1/2 の着差以上の強さを感じましたね。
これまで一貫して強豪を相手に競馬をして鍛えられた底力ですね。
勝ち時計の1.32.2 も文句無しですね。
昨日も書きましたが、名種牡馬サクラバクシンオーの後継種牡馬への
展望が期待出来ますね。BMSはサンデーサイレンスですからね。
日本の競馬にスピードを持ちこんだテスコボーイを租に
テスコボーイサクラユタカオーサクラバクシンオーグランプリボス
この血統の流れが広がることを楽しみにしたいですね。
良績が千二に集中することなく、千六まで範囲内になる可能性もあります。
2着コティリオンは、出負け→最後方追走で、直線の末脚に賭けました。
しかし、33.4の最速で追い込んできましたが、惜しくも無い2着。
それ以上に、この流れを直後2番手追走したエイシンオスマン
1.32.6の4着に踏ん張ったのは価値がありますね。
逃げたフォーエバーマークの8着 1.32.9 も牝馬ならでは
価値があります。 オークスは兎も角、秋華賞が楽しみになります。
直線半ばまで見所十分でしたもんね。
それにしても、ダンスファンタジアは、どうしたことでしょうか?
藤沢和雄厩舎としては考えられない使い方。
馬主である社台RHに聴いてみたいところです。
牝馬になり得る素質馬を壊す気ですか?ってね。