民主党の姑息かつ卑劣な性格

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誰も責任を取らない民主党 
うわべの低姿勢 でも「党内優先」隠せず


12日午前、菅内閣の閣僚や民主党幹部はテレビなどでこれまでの政権運営のあり方への
「反省」を相次いで口にした。
幹事長代理・細野豪志「一つ一つの政策を丁寧に野党に賛成していただけるようなやりとりを
していかなければならない」

 
財務委員長・小宮山洋子民主党政権になってからの国会運営が乱暴だったという批判もある。
本当に丁寧にやっていくしかない」

 
総務相原口一博「謙虚で慎重な姿勢がわれわれに足りなかったことを反省しなければならない」

 
今回の衆参ねじれは、自民、公明両党の連立政権時のねじれより深刻だ。
与党の衆院議席は民主、国民新両党で計310議席。全体の3分の2に届かず、法案が参院で否決
されれば、憲法59条の規定に基づく衆院での「再議決」はできない。

 
民主党が、国民にも、野党にも、ひたすら低姿勢で接しようとする理由はここにある。

 
とはいえ、地金は隠せない。仙谷は12日の記者会見で、神奈川選挙区で落選した法相の千葉景子
続投させる理由について「9月中に代表選があること」を最初に挙げた。
千葉に事実上の不信任を突きつけた「直近の民意」よりも党内事情を優先させる。
それに何の疑問も感じていないのだ。

 
「謙虚」と「丁寧」が合言葉のように飛び交う民主党
再び「国民の生活が第一」というスローガンも多用するようになった。
だが、とても額面通りには受け取れない。


「責任の所在なんてものはないでしょ」「消費税…どうってことないでしょ」

 
山梨選挙区で3700余票差で辛勝した参院議員会長の輿石東は12日、菅ら執行部の責任を記者団に
問われ、人ごとのようにこう語った。輿石は執行部の一員だが、菅よりも前幹事長の小沢一郎に近い。
自分さえ当選すれば後はどうでもよいようだ。

 
それでも難航が予想される国会運営を見据え、党執行部は水面下の動きを加速させた。
枝野は国民新党幹事長の下地幹郎にさっそく電話し、「これからもよろしくお願いします」と
へりくだった。

 
9月の党代表選を見据えた合従連衡も始まった。

 
環境相小沢鋭仁衆院災害対策特別委員長の五十嵐文彦ら前首相、鳩山由紀夫に近いメンバー
約10人は12日夜、都内の中華料理店で会談し、新たな党内グループ結成に向け、若手に参加を
呼びかけることを決めた。
外相の岡田克也財務相野田佳彦、党選対委員長の安住淳らも都内で会談し、菅を支えていく方針
を確認した。

 
一方、松木は「小沢ガールズ」の衆院議員、田中美絵子らと都内の居酒屋で名古屋市長の河村たかし
を囲んだ。「減税派」首長の河村と親交を結び、増税に傾く菅らを牽制する思惑があるようだ。
ただ、小沢はこの日も姿を見せなかった。

 
幕末の志士、坂本龍馬の師の1人である勝海舟明治維新の30年後、厳しい国際環境に目を向けず、
政争に明け暮れる国会のありようを嘆いている。

 
《今ごろ世間で国家問題といつて居(い)るのはみな嘘(うそ)だ。あれはみな、自分の頭の上の計算
(かんじょう)ばかりだ。今日の場合、議員の頭の揃(そろ)ふ揃わんのと気を揉(も)むのも、
あまり賞(ほ)めたことではあるまいよ》(「氷川清話」)

 
国民は、無責任で姑息な政治にうんざりした目を向けている。


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100713/plc1007130000000-n1.htm


そうなんですね。
衆議院で議決されても参議院で否決されれば、衆議院で2/3以上の再議決
されなければ法案は可決されないんですよね。
ただし、
(1)外国人参政権
(2)人権擁護法案
(3)夫婦別姓
などの個別案件については、例えば(1)外国人参政権についてみれば、
公明党共産党は賛成なんですよね。
参議院選挙で民主党が惨敗したとてしても、日本解体売国3法案については
今後も予断を許さない展開になる可能性は否定出来ませんね。
しかし千葉法相の再任については、呆れてモノも言えませんねぇ。
国民から「NO!」を突きつけられても、“数の力”で民意を無視する
その姿こそが、民主党の性格・性向を裏付けるものですね。