葬儀を丸投げ全面委託に!?

競馬

遺骨を“ゆうパック”で 供養も新時代?
「送骨」の需要が高まっているわけ


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時代とともに葬儀や墓のあり方が多様化してますが、遺骨を「ゆうパック
で送って納骨する「送骨(そうこつ)」をご存じでしょうか。
ちょっと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが需要は高まっている
ようです。

 
大阪府箕面市の「大師寺」にあるのが…
「こちらに見えますのが永代供養の樹木葬ミモザの木です。」(大師寺
齋藤一貴副住職)
手入れされた季節の花が象徴的な共同墓地。500人近い人の遺骨が納め
られているといいます。この寺が今、勧めているのが…
「お骨を家に置いたまま、放置ではないですけど、どうしていいかわから
ないという方は一つの方法として『送骨』というのはありなのかな。」
(齋藤一貴副住職)

 
「送骨」とは読んで字のごとく骨を郵送して、立ち会わずに供養してもら
うこと。インターネットではこうした送骨の仲介を行う業者も。そのひと
つが「永代供養ネット」です。
「『送骨』の場合ですと全国で約50少々の寺院がございまして、お寺に
よって価格帯が異なります。お客様の好みにあったものをお選びいただい
て、御申しつけいただくと、郵便局の係員が代金引換でご自宅へ訪問しま
す。そこで代金をお支払いいただきまして、ご遺骨を入れる、梱包キット
をお受け取りいただく。」(「永代供養ネット」責任者 古田明さん)
 

Qこういうキットというか、これで送骨をするというのは新しい形?
「そのとおりです。まず、送骨を始めた理由の一つとして、年配の女性
から問い合わせの電話がありまして、『寺院までえらくて(しんどくて)
行けない』とか『足が悪いから』とか。いろんなところを調べましたら、
郵便局からできるということで。」(「永代供養ネット」 古田明さん)

 
寺側に相談すると当初は叱責の声もあったといいますが、賛同する寺院
もあらわれ9年前から送骨のサービスを開始。受け入れ可能な寺院は
50程度に増えました。いまでは月に50から60件ほどの依頼がある
といいます。さらに…

 
「(自分で遺骨を寺院に)お持ちいただくと、例えばお坊様がその時を
お待ちしていて一緒に法要を行ったり時間を取らせたりとかして、それ
なりの費用になる。」(「永代供養ネット」 古田明さん)

 
送骨なら住職が空いた時間などを使って納骨するため、費用は2万50
00円からと低価格に。これも人気の要因だといいます。

 
ちなみに、お寺以外にも海洋散骨など納骨の方法もいろいろ用意され
ていますが、宇宙に散骨する「バルーン宇宙葬」もあります。
こちらは粉末状にした遺骨を巨大なバルーンに入れて大空へ放ち、高
度50キロメートル付近で一瞬のうちに散骨されるといいます。実際
に送骨の利用者はお寺での納骨を希望する人が多いようですが…

 
Qトラブルは?
「今のところ1件もありません。」(「永代供養ネット」 古田明さん)

 
送骨について、大阪の街の声は…
「ひとつの手段ですかね。私はまだ送骨しよって気にならない。」
(32歳女性)
「まあもう死んだらどうでもいいけど。(Q実際は…)嫌ですけど。時代
でしょ、割り切らないと。」(71歳女性)

 
受け入れている寺側は…
「あまり雑に扱わずに送っていただけるということもお伺いしたので、
送ること自体に対してそこまで嫌悪感はなかった。お骨をどうしていい
か迷ってる方が多いので、それに対してお寺がフォローするのはある意
味お寺の在り方のひとつかなと考えている。」(大師寺 齋藤一貴副住職)


headlines.yahoo.co.jp


ひえ~~~!! これも時代の流れ!?
この5月に伯父を送り、通夜・告別式・四十九日・新盆まで行い
ましたが、菩提寺があると確かにお金は掛かりますよね。
通夜・告別式は勿論のこと、四十九日でもお経を上げる住職様と
石屋さんへのお心付け、花代、フルーツ詰め合わせにお菓子、
そして最後に会食とお土産 ...。一体、幾らかかったのでしょうか。
送骨ビジネスが軌道になると見るや、民間の宅配業者が参戦して
くることは十分に考えられます。
そのうち、葬儀一式を丸投げでお寺に全面委託なんて時代も、
きそうですよね。少子高齢化が拍車をかけますよね。