議論にならないではないか

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首相また旧民主党政権批判、子ども手当巡り
「あの頃、愚か者と考えていた人は多いのでは」


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安倍晋三首相は27日の参院予算委員会で、旧民主党政権(2009~12年)
が導入した子ども手当について「あの頃、愚か者と考えていた人は多い
のではないか。率直に言って私もその一人だ」と述べた。首相は2月の
自民党大会で「あの悪夢のような民主党政権」と述べて物議を醸したば
かり。再び旧民主党批判をヒートアップさせた形で、野党の旧民主党
身者は反発している。

 
予算委では、自由党森裕子氏が「子ども手当をつぶした自民党を許す
ことはできない。丸川珠代さん(元五輪担当相)は採決時に『愚か者』
と言った」などと批判。首相は、これに反論し「ファミリーバリュー
(家庭観)を否定してすべて社会化していく政策だった。財政破綻を招
くだけでなく、子育てに対する考え方が基本的に違う」とも述べた。
森氏は「今の答弁態度は信じられない」と反発した。

 
その後の参院本会議では、国民民主党田名部匡代氏が「子ども手当
満額支給していたら子どもの貧困や少子化問題はなかったかもしれない。
当時の言葉をそのままお返しする。愚か者」と首相に切り返した。

 
所得制限のない子ども手当は、09年に誕生した旧民主党政権の目玉政策。
しかし、11年の民主、自民、公明の3党合意で所得制限付きの児童手当
に戻った。


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どうして議会なのに「議論」をしないのでしょうか。
紋切り型の非難の応酬では何も生まれませんよ。
子ども手当・児童手当が問題ならば、その何が問題点でそれを解決する
方策は何かを「議論」して欲しいものです。勿論、統計的な裏付けは必要
不可欠ですよね。
引いては国難とされる少子高齢化の問題への解決の糸口を、国会という
最高の立法府で、しっかり「議論」して欲しいもの。
野党が自党の論調による一方的な無理難題を突き付け、与党政府がそれを
かわすというスタイルはもう止めませんかね。
およそ国会議員たる者、必要最低限の修辞学を習って欲しいものですね。
それから立候補しても遅くはあるまいに。