日本政府は今後の北朝鮮の出方次第ではアメリカが武力行使に踏み切る
可能性もあるとみて警戒を強めている。
6日、9日と2度にわたった日米電話首脳会談では北朝鮮問題についても
意見交換された。日本政府はトランプ政権の強い姿勢を確認し緊張感が高
まっている。
日本政府は、アメリカがシリアに対する軍事攻撃に踏み切ったこと。また、
米中首脳会談を受けて中国が北朝鮮に対する圧力を強めること。この2つが
北朝鮮の挑発行為や国内情勢に変化を与えるかが今後の鍵とみている。
政権幹部は「北朝鮮には相当圧力になっただろう」と変化に期待している。
その一方で、それでも北朝鮮が挑発行為を繰り返しアメリカ本土も射程に収
める核ミサイルの開発に近づいた場合は、トランプ大統領が武力行使に踏み
切る可能性もあるとみて警戒を強めている。官邸関係者は「トランプ政権は
そんなに気の長い人たちではない」と語っている。
しかし、政府内にもアメリカによる武力行使は日本に対する報復攻撃の可能
性や難民の流入などの懸念がある。ある防衛相経験者は、アメリカと北朝鮮
は「チキンゲームに入った」として危険性が高いとの認識も示している。
国民の平和と安全を守るためにどう対応するべきなのか日本外交の真価が問
われている。
http://www.news24.jp/articles/2017/04/10/04358600.html
>日本外交の真価が問われている
問われているのは外交力というよりも、国防までを
含めた、総合的危機管理能力ですね。
まだ遅くはありません。
米軍が北チョンに攻撃し、北チョンが応戦した場合
米軍をどう支援するのか、在留邦人保護・脱出を
どうするのか、母国まで帰れない外国人の受け入れなど
日本政府には用意すべきことが山のようにあります。
何もこのコメントで叱咤激励しなくても、手を付けて
いるのならいいのですが。