戦勝国と敗戦国から…

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「踏み絵」踏めない韓国 
朴大統領はオバマ大統領にクギを刺されたのだが…



中国の身勝手な行動を阻止しようと、米国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島に
イージス駆逐艦を派遣したことに対し、日本やフィリピンなどの関係国は早速支持を表明した。
だが、「米韓同盟」の絆を日ごろから強調している朴槿恵(パク・クネ)大統領率いる韓国は
従来の立場を改めて説明するのみ。中国に配慮しているのは明らかで、16日に朴氏と会談
したばかりのオバマ米大統領の怒りを買うのは間違いない。



韓国外務省の報道官は27日の記者会見で、米駆逐艦スプラトリー諸島の人工島付近で監視・
哨戒活動を行ったことについて「事実関係を把握中だ」と述べるにとどめた。
事実と確認された場合に関する質問にも回答しなかった。

 


聯合ニュースが伝えたところによると、大統領府関係者は28日になって、「(南シナ海での)
紛争は国際的な規定に従って平和的に解決しなければならない」と指摘。
その上で「平和と安定に影響を及ぼすいかなる行動も自制するよう、これまで強く求めてきた」
と従来の見解を繰り返し、中国を名指しで批判するのを避けた。

 


朴氏は今月中旬に訪米し、16日にワシントンでオバマ氏と会談したばかり。
しかも、オバマ氏は会談後の共同記者会見で、中国が国際規範に反する行動を取った際には
「韓国が米国と同じ声を上げることを期待する」と朴氏に“警告”を発していた。




駆逐艦派遣を見据え、オバマ氏は「中国傾斜」を強める朴氏にわざわざクギを刺したわけだが、
朴氏はその警告を完全に無視してしまったのだ。国内世論対策で都合のいいときだけ「米韓同盟」
の絆を持ち出し、肝心な局面で米国を支持しない朴氏の“コウモリ外交”が、米国の怒りを買う
のは確実だろう。

 


そんな韓国を尻目に、関係国は米海軍による「航行の自由作戦」を歓迎している。

 


安倍晋三首相は27日、外遊先のカザフスタンで「国際法にのっとった行動であると理解している。
日本としては自由で平和な海を守るため、米国や国際社会と連携していく」と述べた。

 


フィリピンのアキノ大統領も「何の問題もない」と米国支持を鮮明にし、ベトナム政府も
南シナ海の航行、飛行の安全の維持は、地域内外の国々が期待する利益だ」(外務省報道官)
と米国支持の立場を表明した。




→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20151028/frn1510281900010-n1.htm



二股こうもり外交の破綻ですな。
米中が一触即発の段階になっても、知らぬ存ぜぬを繰り返す
のでしょうね。
米国もバ韓国との同盟関係を見直し、統帥権の委譲、在韓米軍の
撤退などしたらどうでしょうか。
マキャヴェッリの言葉を送りますね。
「中立は勧めない。戦勝国からは蔑まれ、敗戦国からは恨まれる」