日本も軍事介入を

競馬


イスラム国」根絶やしに
後藤さん殺害で米英仏が憤怒 
掃討作戦さらに強化



フリージャーナリスト、後藤健二さん(47)とみられる日本人男性の命がイスラム教スンニ
派過激組織「イスラム国」に奪われた。拘束しては身代金を要求し、かなわないとみるや目的
を変え、平然と殺害する。インターネット上で公開された後藤さんとみられる男性の斬首映像
に国際社会は衝撃を受け、怒りに震えた。
オバマ米大統領は「憎むべき殺人」「断固とした行動を取る」と、このカルト的テロ集団の壊滅
を改めて宣言。米英仏などで構成する有志連合の掃討作戦で、イスラム国は「もって1年」と
専門家は分析する。



「テロ組織『イスラム国』による憎むべき殺人を非難する」
イスラム国を名乗るグループが後藤さんを殺害したとみられる映像をネット上で公開したことに、
オバマ米大統領はこう激怒。有志国と連携してイスラム国を壊滅させるため、「米国は引き続き
断固とした行動を取る」と訴えた。

 


キャメロン英首相は「人命を一顧だにしない悪の権化」と批判し、「この殺人犯を捜し出し、裁く
ためにできることは何でもする」と宣言。今年1月に連続テロ事件が起き、「テロとの戦争」を
打ち出したフランスのオランド大統領も「断固として非難する」と日本への連帯を表明した。

 


オレンジの囚人服を着せられた後藤さんの首に、黒装束の男がナイフをあてる残忍なシーン。
日本時間1日、ネットに公開された蛮行を米CNN、英BBCをはじめ海外の主要メディアは速報し、
各国の衝撃と非難声明を一斉に伝えた。

 


人命を尊重せず、恐怖で支配するテロ集団に、国際社会の怒りはもはや沸点を通り越した。
米国主導の有志連合は掃討作戦を一段と強化し、イスラム国を根絶やしにするつもりだ。

 


米国の呼びかけで始まった有志連合は、英仏の欧米各国のほか、サウジアラビアアラブ首長国連邦
(UAE)など中東諸国が参加。いまや約60カ国が名を連ねる。


 

「有志連合は、勢力を2つに分けて、シリア側とイラク側のそれぞれのイスラム国拠点を空爆している。
シリア側を攻撃するのは、米軍やサウジアラビア、UAE、そしてパイロットがイスラム国に拘束
されているヨルダン。一方、英国やフランスはイラク側への空爆を担っている。
両方を集中的に攻撃することでイスラム国を一網打尽にする構えだ」(防衛筋)

 


米軍がイスラム国への空爆に踏み切ったのは昨年8月。同10月には「生来の決意(Inherent 
Resolve)」との作戦名を公表した。

 


ケリー米国務長官は先月、空爆イスラム国の戦闘員数千人が死亡、戦闘指揮官の半数近くを殺害した
と公表した。

 


イスラム国の主要財源だった石油などの生産施設のうち約200カ所を破壊。
昨年11月には、イラクのモスル近郊への爆撃で、イスラム国最高指導者のアブバクル・バグダーディ
容疑者を負傷あるいは死亡させたとの情報も出回った。

 


テロ集団を確実に追い込む有志連合。軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「昨年9月以降、フランス軍は、
UAEとヨルダンの地上基地から断続的に空爆を仕掛けている。間もなくペルシャ湾に展開中の空母
シャルルドゴールに艦載される32機の戦闘機も作戦に加わることになる。オバマ氏がサウジアラビア
さらなる軍事支援も要請した。今後、イスラム国への爆撃回数が倍増するのは間違いない」と指摘する。

 


1月31日から2月1日にかけても攻撃機無人機などを使い、拠点を計34回空爆
シリアでは北部アイン・アラブとラッカ近郊でイスラム国の部隊などを攻撃。
イラクでは油田都市キルクークの近くで集中的に空爆し、装甲車両や戦車を破壊するなどした。




さらにヘーゲル米国防長官は先月末、米メディアのインタビューに将来的に米軍の地上部隊を前線に投入
する可能性について言及。空爆だけでの打倒は困難との見方から、小規模で限定的な地上部隊の活用が
あり得るとの見解を示した。地上戦への関与は宗教など現地事情から泥沼化が懸念されるが、戦略の再検討
もやむなしに傾きつつある。

 


18日にはワシントンで関係国のテロ国際会議が開かれ、オバマ氏は、有志連合の地上部隊派遣の是非に
ついても意見交換する方向でいる。

 


後藤さんとみられる男性が殺害される直前、イスラム国は、後藤さんの解放に絡み、ヨルダンに収監中の
イラク人の女、サジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を要求した。ヨルダンを交渉に巻き込むことで、有志連合
に揺さぶりをかける狙いがあったとみられるが、世良氏は、このもくろみが、逆にイスラム国の破滅を
早めることになったと解説する。

 


イスラム国は、ヨルダン国内に厭戦(えんせん)ムードが広がるのを狙っていた。だが、その非道ぶりが
怒りの声を巻き起こし、『イスラム国撲滅』で世界が一致団結し、攻撃がより先鋭化している。
夏ごろには米軍が訓練中のシリア難民やトルコ、カタールサウジアラビアなど現地人を中心とした多国籍
部隊も戦線に投入される。そのころには最重要拠点であるイラク第2の都市モスルと、イスラム国が首都と
するシリアのラッカも陥落するはずだ。順調にいけば、1年でイスラム国の脅威を排除できる」(世良氏)

 

テロ集団消滅のカウントダウンが始まった。



→ http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150202/frn1502021830015-n1.htm



イスラム国壊滅へ。空爆に向けて飛び立つ米軍の戦闘機(ロイター)


後藤さん、あなたの死は無駄でもなかったみたいですよ。
日本も人道的支援など言ってないで、航空自衛隊又は海上
自衛隊を派遣出来ないのかねぇ。
こういう時に軍事行動が取れないようでは、国連安保理
常任理事国は雲の上ですよ。仮に選出されても、誰も日本の
言うことなど聞くものですか。
あそこはあくまでも腕力がモノを言う団体ですからね。
その腕力が小枝の葉っぱ程度じゃね。
罪のない2人の自国民が世界的公開処刑されたんでしょ。
報復手段を持たなければ、次も日本人が狙われるんじゃねの。
こういう時こそ、軍隊を派遣しての有志連合に加わるべきじゃ
ありませんかね。報復として自衛隊機でイスラム国を爆撃とか。
誰が非難する?
平和的解決?なら、次にイスラム国に日本人が人質になったら
黒衣裳に右手にナイフを持った男に、滔々と平和を説いておくれ。
平和な日本で何を言っても聞く耳持たないよ。
日本も(原子力)空母に艦載機を持つべきですね。