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朝鮮総連万景峰号入港と幹部訪朝を民主に打診



北朝鮮金正日総書記の国葬参列を名目に在日本朝鮮人総連合会朝鮮総連)が、制裁で
入港が禁止されている万景峰(マンギョンボン)号の入港と再入国が禁じられている許宗萬
(ホ・ジョンマン)責任副議長ら幹部の渡航を特例で認めるよう民主党議員らに打診している
ことが21日、朝鮮総連関係者や政府関係者の話で分かった。
万景峰号で多額の資金を不正に持ち出すとともに制裁をなし崩しにすることが狙いとみられる。

 
朝鮮総連内では、19日の金総書記死去公表直後から大規模な弔問団派遣に向け調整を進めている。
この中で打ち出されたのが、日本政府に万景峰号入港と朝鮮総連の実権を握る許氏ら最高幹部の
渡航を特例として認めさせる方針で、北朝鮮朝鮮総連に融和的な一部の民主党議員らへの働き
かけを始めたという。

 
金日成主席生誕100年に当たる来年を「強盛大国の大門を開く年」と位置付け軍事強国を目指す
北朝鮮は、来年までに日本に制裁を緩和させるよう働きかけており、今回の方針も本国の指示の可能性が高い。

 
北朝鮮による2006年7月のミサイル発射や同年10月の核実験を受け、政府は北朝鮮船舶の
入港禁止や輸入禁止、送金制限に加え、北朝鮮で国会議員に当たる最高人民会議代議員を兼務する
許氏ら朝鮮総連幹部6人が北朝鮮渡航した後の再入国を禁じる制裁を発動。現在も継続している。


万景峰号では、過去に船内で対日工作指令が出されていたほか、数億円に上る資金が不正に積み込まれて
北朝鮮に渡り、金政権を潤してきた。
今回、「弔問」を隠れみのに、同船で多額の資金を北朝鮮に持ち出させ、節目の来年に向けた政権維持費用
に充てることを狙ったとみられる。
 

ただ、特例を認めれば、制裁がなし崩しにされかねず、政府が応じる可能性は低い。
民主党有力議員は産経新聞の取材に「いまの状況で絶対認めることはあり得ない」と話した。
超党派の国会議員でつくる「拉致議連」は21日開いた役員会で、同様の情報を得ているとした上で
万景峰号入港と朝鮮総連幹部渡航への反対」を決議した。


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111222/stt11122201320002-n1.htm