人間まで大安売りか(怒)!?

競馬

[,right]




日本海庄や」過労死訴訟、経営会社に賠償命令


全国チェーンの飲食店「日本海庄や石山駅店(大津市)で勤務していた吹上元康さん(当時24歳)
が急死したのは過重な労働を強いられたことが原因として、京都市に住む両親が、経営会社「大庄
(東京)と平辰(たいらたつ)社長ら役員4人に慰謝料など約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が
25日、京都地裁であった。


大島真一裁判長は「吹上さんの生命、健康を損なわないよう配慮すべき義務を怠った」として、
同社と4人に対し、約7860万円の支払いを命じた。

 
原告側の弁護士によると、過労死を巡る訴訟で、役員の賠償責任を認めた司法判断は珍しいという。

 
判決によると、吹上さんは2007年4月に入社後、石山駅店に配属されたが、同8月11日未明、
自宅で就寝中に急性心不全で死亡。死亡まで4か月間の時間外労働は月平均100時間以上で、
過労死の認定基準(月80時間超)を上回り、08年12月に労災認定された。

 
大島裁判長は、同社が当時、時間外労働が月80時間に満たない場合は基本給から不足分を控除すると
規定していたと指摘。「長時間労働を前提としており、こうした勤務体制を維持したことは、
役員にも重大な過失がある」と述べた。

 
閉廷後に記者会見した父親の了(さとる)さん(61)は「期待した通りの結果。裁判などで公になって
いない過労死の問題を抱えている方々に励みになる内容だ」と判決を評価。
母の隆子さん(55)は「従業員が過労死した企業には公表義務を課すなど、社会全体で厳しい目を
向けて監視して行く必要があると感じた」と語った。

 
大庄広報室は「まだ判決が届いておらずコメントできないが、今後は内容を十分に検討して対応する」
としている。


→ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100525-OYT1T00484.htm


被害者の人生は何のためだったのでしょうか。
このようなことを繰り返さないためには、会社等に対する
法的な制裁措置が必要と思われます。
私も学生時代に某チェーン店系外食店でバイトしてましたので
若い店長や責任者の過酷な労働は、知らないことではありません。
残されたご両親のご心痛はお察しいたします。
合掌。