このままズルズルと・・・

競馬

居座り続ける菅首相 手立て無く、
若手決起にも応えられぬ民主執行部



民主党の中堅・若手議員が13日、菅直人首相の即時退陣を求め決起した。
退陣時期を明言せず、政権への強い執着心を見せる首相に「堪忍袋の緒が切れた」(参加議員の一人)ためだ。
党執行部も東日本大震災の本格的復興に向けた平成23年度第3次補正予算案策定を首相の手から取り上げ、
早期退陣の環境整備を進めるのに躍起だが、首相はあざ笑うかのように13日の記者会見で「原発なき社会」
を新たに打ち出した。主導権はまだ首相のほうにあるようだ。

 
「首相の即時退陣を強く求める」とする決議文を携え官邸に乗り込んだのは、民主党の中堅・若手で作る
国益を考える会」のメンバー。
6月の内閣不信任案否決以降、民主党議員が首相退陣を求める発言をしたことはあっても、官邸に出向くという
具体的な行動を起こしたのは初めて。

 
参加議員は原発の再稼働問題での菅内閣のゴタゴタを批判し、「首相には統治力がない。そんな内閣は支え
られない」と強調した。

 
民主党内では、首相が否定しても「脱原発解散」に打って出るのではないかとの警戒感がある。
内閣支持率が10%台に落ち込んだ現状で衆院選を戦うことになれば、同党候補の落選が相次ぐのは確実だ。
中堅・若手議員が“決起”した背景にはこうした事情がある。


この日、宮城県内の東日本大震災被災地を視察した岡田克也幹事長も、「脱原発」に意気込む首相に冷ややかだった。

 
原発をすぐに全部止めるのは国民生活、産業に与える影響が非常に大きい。原発依存度を減らす、将来的に
廃止するというのは一つの意見なので、有識者が議論したらいい」

 
岡田氏は9月以降の臨時国会の答弁者は菅首相ではないと明確にしてきた。
首相が第3次補正予算案の編成を理由に9月以降も居座る可能性があるためだ。

 
鳩山由紀夫前首相も13日夜、記者団に「今、解散を考えるタイミングでないことは首相が一番わかっている」
と牽制した。

 
もっとも、辞任時期を明確にせず脱原発など新たな争点を次々と掲げる首相に、岡田氏や仙谷由人官房副長官
(党代表代行)も手を焼いている。首相に代わり決議文を持ってきた議員に応対した仙谷氏はあきらめ気味に漏らした。
「お前らの気持ちも分かるけどな…。この紙を回しておけばいいんだろ? でも、最近、首相に会ってねえなあ」

     ◇

国益を考える会」の賛同議員は次の通り。(敬称略)


衆院吉良州司長島昭久石関貴史北神圭朗鷲尾英一郎網屋信介勝又恒一郎、杉本和巳、長尾敬、
    山本剛正
参院】金子洋一


→ http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110714/stt11071401230002-n1.htm



なんだよ、仙石も諦め顔かよ(苦笑)。
何度も指摘するように、現職総理である菅に対抗出来る神輿を担がなければ
菅にとって、こんな直訴など気にもしないでしょう。
党内外に敵が少なく、保守派で外国人参政権などには反対の意向を示す
野田財務相あたりを担いで、両院議員総会とかで多数決に持ち込むなど
何か有効的な手段を取らないと、このままズルズルと政権延命に間接的に
手を貸すことになりますよ、民主党さん。