日曜競馬 回顧

競馬

[京成杯オータムハンデキャップ(G3)]


千米通過が58.5、前後半が47.1−45.7という馬場を考えれば
蚊が止まりそうなド・スローな展開。
そこを後方2番手で進んだセイクリッドバレーは向こう正面で既にアウト。
オマケに4コーナーを大気圏外ともいえる大外を回りました。
前日予想では道中は中団後方からと書きましたが、幾ら何でも後方2番手
はないだろうよ、松岡君。 上がり33.8も不発に終わった結果でしたね。
松岡騎手は1〜3レースの3連勝で、この日の運を使いきったようです。
ファイアーフロートとキョウエイストームとも4コーナーでは2番手と4番手。
やはりある程度前に行った馬で決まりましたね。
まぁ、こういう結果も十分の予想出来ただけに「嗚呼、やっぱり…。」でしたね。



[セントウルステークス(G2)]


今年の3歳馬の強さを改めて証明したダッシャーゴーゴー
ただし最終レースの500万下千四での勝ち時計が1.20.4という絶好の
高速馬場だったことを考えると、別定G2で1.08.0の勝ち時計は物足りませんね。
これでローレルゲレイロワンカラットビービーガルダンに挑戦状を叩きつけるには
イマイチの内容だったのではないでしょうか。
このレースで1番収穫のあった馬は2着惜敗したグリーンバーディーでしょう。
流石にスプリント戦のレベルの高い香港馬の面目躍如でしょうか。
初の日本遠征、初コース、斤量59キロを考えると、スプリンターズステークスでも
有力馬の1頭となりました。
このレースもスプリンターズステークスも外国馬招待レースではなく自腹での遠征ですから
陣営のヤル気具合が伺われます。
人気のスカイダノンはスローペースで明らかに折り合いを欠いてましたね。
これでは直線では伸びもしなければ踏ん張りもきかないでしょう。