社民党の呪縛を放たれて現実路線に

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民主党参院選公約「米軍基地見直し」削除


民主党の夏の参院選公約の外交・安全保障分野の全容が14日、判明した。
昨年の衆院選政権公約マニフェスト)にあった「在日米軍基地のあり方について見直しの方向で臨む」
とした表現を削除し、ソマリア沖の海賊対策で自衛隊の活用を明記した。
社民党の連立離脱を受けて現実路線にかじを切ったのが特徴だ。

 
衆院選公約の外交・安保部分との鮮明な違いは日米関係の位置づけ。冒頭にあった「緊密で対等な日米
関係を築く」は、参院選公約では「総合安全保障、経済、文化などの分野で関係を強化することで日米
同盟を深化させる」とし、米側の警戒や、日米安保の在り方を巡る論争を呼んだ「対等」の位置づけ
を弱めた。

 
沖縄の米軍普天間飛行場移設問題では、5月末の日米合意で一定の結論が出たとの観点から、基地自体
の「見直し」は盛り込まず、「日米合意に基づいて、沖縄の負担軽減に取り組む」とし、日米合意の
実現を目指す姿勢を明確にする。日米地位協定は引き続き「改定を提起する」とした。

 
海賊対策は、衆院選公約では避けた自衛隊の活用を明記し、「自衛隊などの海賊対処活動を継続」とした。

 
衆院選公約からの一連の変化は、社民党の連立離脱を受けたもの。社民党離脱前は、在日米軍基地について
「引き続き見直しの方向で臨む」とし、海賊対処活動の実施主体は「自衛隊海上保安庁」としていたもの
を改めた。

 
民主党参院選公約の外交・安全保障分野の要旨は以下の通り。

 
▽総合安全保障、経済、文化分野の関係を強化し、日米関係を深化させる。普天間基地移設問題は日米
合意に基づき、沖縄の負担軽減に全力を尽くす。


海上輸送の安全確保と国際貢献のため、自衛隊などの海賊対処活動を継続。

 
▽防衛大綱・中期防衛計画を本年中に策定し、豪州、韓国、インドとの防衛協力を推進。中国の防衛政策
の透明性を求めつつ、防衛交流など信頼関係を強化。

 
▽防衛生産技術基盤の維持・活性化を図るため、平和国家理念を前提に、防衛装備品の民間転用を推進。


→ http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin/2010/news1/20100615-OYT1T00125.htm?from=yoltop


社民党左巻きの呪縛が放たれたことで、大分現実路線への方向転換ですね。
ただし、
>中国の防衛政策の透明性を求めつつ、防衛交流など信頼関係を強化
流石に、これは無理だと思いますけどね。
逆に、“対中海上覇権への防衛力強化”と記して欲しかったですね。
豪州・印度との防衛力協力を推進はGJですね。
しかし民主党が現実路線を取るほど自民党は苦しくなりますねぇ。
だが、安心してはなりません。
菅首相は慎重姿勢なれど、民主党には外国人参政権など売国法案を実現させ
ようとする勢力が沢山いますので、そこんところは目を光らせて注視しなければ
なりませんね。


なんたって、↓こんな人物が重鎮として鎮座しているですからね!