小沢カルト帝国、瓦解間近か!?

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小沢に近づく“アノ足音” 検察、最終戦争突入へ


民主党小沢一郎前幹事長(68)に「検察の足音」が近づいている、との情報がある。
今年4月に「起訴相当」の議決を出した東京第5検察審査会検審)が近く、2度目の
議決を行うだけでなく、検察・国税当局が不気味な動きをしているというのだ。


菅直人首相(63)が「脱小沢」の閣僚・党役員人事を決断した背景とみる向きもある。
「影の宰相」「闇将軍」などの異名を持ち、永田町に長く君臨し続けた小沢氏だが、
与党幹事長を辞任したことで、その威勢に陰りが見えてきたのか。

 
「(検事総長に)なったら、しっかりやりたい」

 
検察は近く、幹部の大異動を行う。樋渡利秋検事総長が退官するためで、政府は先週11日
閣議で、後任の検事総長に大林宏東京高検検事長、東京高検検事長に笠間治雄広島高検
検事長を充てる人事を決めた。
発令はいずれも17日付。東京地検岩村修二検事正の異動も確実視されている。

 
冒頭のセリフは、新たに検察トップとなる大林氏が周囲に語ったものという。
その言葉には「検察の威信」を取り戻そうという、決意が感じられる。
大林氏は法務省刑事局長や法務事務次官など、法務官僚経験が長い「赤レンガ派」だが、
笠間氏は東京地検特捜部長時代に、自民党村上正邦参院議員会長を受託収賄容疑で逮捕する
などした「現場派」のエースである。

 
最近、検察で最も注目された事件といえば、やはり小沢氏の政治資金団体陸山会」の土地購入
をめぐる政治資金規正法違反事件。特捜部は今年1月、小沢氏の公設秘書ら3人を電撃的に逮捕した。
小沢氏にも二度にわたって事情聴取を行ったが、同2月、嫌疑不十分で不起訴処分としている。

 
ところが、一般国民から選ばれた検審メンバーは同4月、「(秘書らが)絶対権力者の小沢氏に
無断で資金操作する必要も理由もない。小沢氏の供述は信用できない。共謀共同正犯が成立する
との認定が可能だ」と判断し、全員一致で小沢氏に対する「起訴相当」を議決した。
検察の判断に対し、国民が「ノー」を突き付けたことになる。

 
現在、検審による再審査が行われているが、2度目の「起訴相当」が出れば、小沢氏は強制起訴される。
これが、菅首相の「脱小沢」人事にも影響を与えたという。

 
民主党ベテラン秘書は「代表選直前、菅氏に『反小沢』系の前原誠司国交相らが『政治とカネの問題
から決別せよ(=小沢氏を切れ)』と迫っただけでなく、ある筋から『小沢氏は2度目も起訴相当が
出る可能性が高い』という情報が届いたらしい。これらもあり、菅氏は『小沢切り』を決断した。
この情報を入れたのは、弁護士であり、法曹界に幅広い人脈を持つ仙谷由人官房長官あたりだろう」
と語る。

 
検審とは別に、検察当局の気になる動きもある。

 
検察は今年2月に小沢氏を不起訴としたが、捜査が終了したはずの3月に入って、特捜部が小沢氏の
元筆頭秘書である高橋嘉信衆院議員を事情聴取。
同月、東京地検ナンバー2の次席検事に、特捜部長経験者で「小沢氏を起訴すべき」と強く主張した
という大鶴基成氏が抜擢された。

 
司法関係者の間では「参院選後の今年秋ごろ、永田町絡みで大きな動きがある」という見方もある。

 
こうした中、小沢氏は12日、和歌山県世界遺産熊野古道を訪れ、約20分間、険しい山道を
散策した。熊野古道は「よみがえりの道」とも呼ばれ、小沢氏は「私個人も民主党も、もっと辛抱
強く我慢して努力を重ねると、また国民の皆さんの信頼を勝ち取ることができる。身も心も洗われ、
再生する」といい、復活への意欲を示した。

 
ただ、小沢氏の政界での足場は崩壊しつつある。「脱小沢」色の強い閣僚人事に加え、幹事長時代の
小沢氏を支えた、樋高剛佐藤公治青木愛ら側近副幹事長5人が退任。
小沢氏が権力強化のために強行した「陳情の幹事長室一元化」も見直される。

 
検察は今後どうするのか。司法ジャーナリストの鷲見一雄氏は「小沢氏の幹事長辞任は大きい。
今後、検察や国税の対応はまったく変わるだろう」といい、こう続ける。

 
「国家の仕組みからいって、検察も国税当局も、政権与党の現職幹事長を捜査対象にするのは
難しかった。小沢氏を事情聴取しただけでも大変なこと。しかし、国民の目から見ると、
一連の疑惑はあいまいなままで、スッキリと解明されていない。世論調査でも明らかだが、
国民の中に不満がたまっている」

 
「検察にとって、小沢氏が幹事長を辞め、『脱小沢』を掲げる菅政権ができたことは追い風。
官房長長官に仙谷氏、幹事長に枝野幸男氏という弁護士2人が就いたことも、『理解のある人に座って
もらった』と好感を持っているはず。
検察としては、これまでの捜査の延長線上でない、新たな疑惑があればやるのではないか」

 
検察vs小沢氏という最終戦争が始まろうとしているのか。


http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20100614/plt1006141615006-n2.htm

検察は小沢氏に巻き返しの猶予を与えずに、事実究明に努めるべきでしょう。
秘書3人が逮捕されながら、その雇い主1人が何のお咎めなしとは、国民は
絶対に納得しないでしょう。
しかし、菅体制になって、鳩山・小沢って何か遠くの人のように感じる
昨今ですけどね。


今や遠い昔の野戦軍司令官殿(笑 www