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[天皇賞(春)G1]


G1馬1頭という、やや寂しいメンバーとなった天皇賞(春)
しかし、天皇賞天皇賞です。 賞の重みはズシリときますね。
昨年はマイネルキッツが人気薄をいいことにインをコースロスなく
周って、直線でもインで伸びて重賞初制覇が天皇賞(G1)という結果。
今年は外枠から各騎手の注視を浴びながら、若武者・松岡騎手がどう乗るかが見物。


フォゲッタブル菊花賞2着→ステイヤーズS1着→有馬記念4着→
ダイヤモンドS1着、と、長距離戦での滅法強さの成績は文句なしですね。
ただ、一つ気になるのが、ダイヤモンドS→天皇賞(春)という
ローテーション。前哨戦である阪神大賞典大阪杯日経賞ではありません。
予定していた阪神大賞典疲労でパス。
重箱の隅を突っつくようだけど、ここが気になるところ。



ライスシャワー天皇賞(春)の2勝目の時、G1馬はライスシャワー1頭で、、
1番人気はエアダブリン。 その時のエアダブリンを思い起こします。
菊花賞ナリタブライアンの3着→ステイヤーズS1着→ダイヤモンドS1着
このローテーションで天皇賞に臨みました。
直前のダイヤモンドステークスがレコードのオマケ付きで、ナリタブライアン
出走しないならこの馬だと、1番人気に祭り上げられましたね。
でも結果は5着。1周目の向こう正面で口を割るなど折り合いを欠いて
伸び切れませんでしたね。やはりローテーションと体調維持が難しかったのか。
フォゲッタブルの強さと良血ぶりは認めつつも、このエアダブリンとダブリます。
因みに58キロを背負うのも初めてですね。



それならば、予定通りの王道を通って出走する◎マイネルキッツ
大レースになればなるほど、“王道”からの参戦は大切ですね。
先の桜花賞皐月賞でも、それが証明されました。
1番人気でない(離れた2番人気?)だけに、自分の競馬に徹することが出来ます。
人気を背負わない分、こういう場合は俄然有利に働きます。
この2年はホクトスルタンが引っ張る平均的な流れでしたが、今年は除外。
明確に前を引っ張る馬が不在です。
ここ数年よりもやや遅いペースでの、直線決め手比べでしょうか。
脚質に自在性のあるマイネルキッツにとっては不利にはならないでしょう。



馬連の相手ですが
フォゲッタブル トウカイトリック ジャガーメイル ジャミール
メイショウベルーガ の5頭。
ワイドで
トーセンクラウン エアシェイディ の2頭。
頭固定での3連単3連複なども考えてみたいところです。