日曜競馬 回顧

競馬

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[フェブラリーステークス(G1)]


結果的には、世代交代という事でしょう。
いや、カネヒキリは頑張りましたよ。
1番人気を背負って、自分の競馬に徹してレコードと同タイムで走破。
屈腱炎で長期休暇を余儀なくされて、復帰してひと叩きの後は
JCダート・東京大賞典川崎記念と中央・地方交流G1を3連勝。
並みの馬(と厩舎関係者)では到底出来ない偉業でしょう。


が、ルメール騎手のコメントの通り、過去3戦とは違って最後には
疲れが出たようで、この年齢になると常にベストの状態では走れない
のかもしれない・・・、とのこと。
やはり、このレースが目標なら、危惧したとおり川崎記念は余計な一戦でした。
いつ再発するやも知れぬ屈腱炎を考えれば、使えるレースを使うのは
理解出来るのですが、ちょっと無理だったかなぁ〜。
そう、いずれにせよ世代交代でしょうね。



勝ったサクセスブロッケンは、直前3戦をカネヒキリに完敗の上で
今回は斤量増でカネヒキリと同斤。
どう見ても、不利でしょう。 若さと成長性を考えなければ。
ここ一番で出た勝負根性は、やはり若さと成長の結果なのでしょう。
そうそう、ダービーでは芝未経験で3番人気に押された素質馬でしたね。
時計も1.34.6のレコード。 立派です!



カジノドライヴにも同じ事が言えますね。
カジノドライヴは負けたにせよ、本当の一線級とはJCダートに続いて2戦目。
伸びる素養は十分です。 是非、ドバイに挑戦して欲しいですね。
今後は、強い7歳世代のカネヒキリヴァーミリアンに代わって
サクセスブロッケンカジノドライヴエスポワールシチーなどの4歳勢が
台頭してくるのでしょうかね。



あ、エスポワールシチーも例年なら勝っていてもおかしくなく、
多少の出負けが悔いられますが、自分の競馬で緩みないペースでレースを作って
上位3頭と0.2秒差の4着(1.34.8)は、これまた立派でしょう。



>因みに、過去10年の記録では
>勝った馬は、4歳2頭・5歳7頭・6歳1頭 です。
>明け充実気にある明け5歳馬の天下が一目瞭然ですね。
>7歳以上となると、0頭です。
>で、2着馬は、4歳5頭・5歳1頭・6歳1頭・7歳2頭・8歳1頭です。
>ここでも、やはり伸び盛りの4歳馬と充実気の5歳馬で過半数以上となります。
>マイル戦に必要なスピードとタフな体力をフルに要求される結果でしょうか。
>では、今年もこの傾向が続くのですかね。


大レースでは、レースの傾向と対策は大事にしなきゃいけませんかね。
どの陣営もガチ勝負でして、その結果の傾向ですから、信頼度はありますね。