日曜競馬 回顧

競馬

[関屋記念(G3)]


前後半・半マイルが、46.6−45.6 → 1.32.2 
という平均ペースで流れました。
勝ったマルターズアポジーは、恐らく自身のリズムを守りながら
逃げていたのでしょう。主戦・武士沢騎手はアポジーのことなら
何でも知っています。
馬の力を信じて、小倉大賞典でみせた力を発揮させましたね。
直線に急坂がない点なども似ています。
これが新潟外回りコースの競馬が、往々にしてつまらなくしている
のが直線659mでしょう。 どの騎手もこの直線の攻防を見据えて
前半を控える傾向にあります。
逆に言うと、武士沢騎手・アポジーにとっては、そこが間隙となった
はずですね。
メートルダール、というかデムーロ騎手は乗れてませんでしたね。
代わりにベテラン柴田善騎手が大ブレイクの新潟でした。




[エルムステークス(G3)]


脚抜きのいい馬場もあり、予想通りの早い時計の決着になりました。
しかし、1.40.9という時計は想定外に早すぎました。
芝千七ではなく、ダート千七ですよね。
テイエムジンソクは3着ながら1.41.0で駆け、恐らく自身の限界までの
早さで走っています。圧倒的1番人気でしたが、これは責められません。
2着ドリームキラリは逃げ馬が自分のペースで云々ではなく、今までの
オープン・重賞の成績が何だったんだと思えるほどの快走劇。
ジャイアンツコーズウェイ直仔はダテではないか。
勝ったロンドンタウンも、実は休み明けは、何時もより走りますってことか。
ん〜、何とも難しい結果に終わりましたね。