円高の荒海の中で・・・

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NY円、続伸 1ドル=96円90銭〜97円00銭で終了 一時95円台



6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅続伸した。前日比2円10銭円高・ドル安の1ドル
=96円90銭〜97円00銭で取引を終えた。一時は1ドル=95円90銭まで上昇し、4月16日以来、約1
カ月半ぶりの円高水準をつけた。ドルが対ユーロで大幅下落。対円でもドル安の動きが波及し、
積み上がっていた円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが加速した。

 

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は6日の理事会後の会見で、民間銀行がECBに預け入れる
資金に「マイナス金利」を課すことについて「技術面の準備は整っている」と述べた。
ただ、実施については具体的に言及せず、一段の金融緩和には慎重との見方が浮上。
ドルがユーロに対して下落し、円買い・ドル売りにつながった。

 

5月の米雇用統計の発表を7日に控え、膨らんでいた円売り・ドル買いの持ち高を整理する動きも加速。
円相場の急伸により損失限定を目的とした円買いも巻き込み、上昇に拍車を掛けた。

 

この日の円の安値は1ドル=99円38銭だった。

 
円は対ユーロでも続伸し、前日比1円15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円50〜60銭で終えた。
対ドルでの円高を受け、円買い・ユーロ売りの圧力が高まった。
一時127円53銭まで上昇し、5月2日以来、約1カ月ぶりの高値をつけた。

 

ユーロは対ドルで4日続伸。前日終値の1ユーロ=1.31ドルちょうど程度から1.32ドル台前半に水準を
切り上げた。一時1ユーロ=1.3306ドルと、2月25日以来、約3カ月半ぶりの高値を付けた。
安値は1.3090だった。



→ http://www.nikkei.com/markets/kawase/summary.aspx?g=DGXNASM7IAA05_07062013000000&dg=1



日経平均先物、一段安 「黒田緩和」発表時の水準まで下落



日本時間7日未明の大証日経平均先物6月物が一段安となった。6日の大証の日中取引終値に比べ180円
安い1万2640円を付ける場面があった。4月4日以来、約2カ月ぶりの低水準。
外国為替市場で円買い・ドル売りが強まり1ドル=97円台前半まで円高が進んだことを嫌気した。

 

4月4日は黒田東彦日銀総裁が初めて金融政策決定会合に臨み、市場の想定を上回る大胆な金融緩和を発表した。
足元で日経平均先物は既に「黒田緩和」による上昇分をはき出しつつある。


→ http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXNASFL060QI_06062013000000



え〜っと、今現在(7:30)1ドル97円台中盤で推移しています。
CME225(¥)のセトルは12,700円です。
昨日の日経平均株価12,904円から約200円余りの下落です。
しかし、日本時間今夜に発表される雇用統計はどうなるのでしょうか。
良かった場合:量的緩和の縮小を恐れて株価下落
悪かった場合:量的緩和の縮小を免れて株価上昇。
通常なら雇用統計が悪かった場合は、株価は下落の方向に向かうのですが
今回はちょっと違う様相を呈しています。
昨日もそうですが、このところの株式市場は、日経平均先物に振り回されて
います。 日経平均株価自体、ファストリテイリング、ソフトバンク
ファナックにハイテク企業の比重が非常に大きいので、この円高はモロに
ハイテク輸出企業に打撃を与えますので、心配ですね。
今日も日経平均先物に振り回される一日となりそうです。