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米国防副長官、東、南シナ海問題で中国を事実上、批判


米国のアシュトン・カーター国防副長官は3日、沖縄県尖閣諸島を含む東シナ海南シナ海での
領有権紛争について米国としては「航行の自由と平和的解決」を強く求めると述べ、事実上、中国
を批判する立場を言明した。



同副長官は政府系研究機関がワシントンで開いた中国の軍事力についての講演会の質疑応答で、
尖閣諸島をめぐる中国と日本の対立をはじめとする東シナ海南シナ海での問題に対する米国の
立場を問われ、「この種の紛争では米国はどちらの側にもつかないといわれるが、実際には米国は
航行の自由と紛争の平和的解決を求める側についている」と語った。

 

中国は南シナ海東シナ海で沿岸から200カイリの排他的経済水域EEZ)内の他国の軍事艦艇
の航行を制約することを宣言し、他の大多数の諸国から「公海の航行の自由の侵害」として非難され
ている。


また中国は南シナ海での領有権紛争ではベトナムやフィリピンを相手に軍事力を行使して、西沙諸島
などを奪取した。米国はクリントン国務長官がすでにこの中国の対応を批判した。

 
カーター副長官の3日の言明もこうした背景からで、オバマ政権が中国の海洋領有権紛争への基本姿勢
に同意できないことを改めて表明したこととなった。

 

また、同副長官は、米軍の最新鋭ステルス戦闘機F35を米空軍嘉手納基地に配備する方針を表明した。
配備数や具体的な時期は明らかにしなかった。


→ http://sankei.jp.msn.com/world/news/121004/amr12100421120010-n1.htm



1.米海軍が原子力空母を2隻常駐させる
2.オスプレイを沖縄に常駐
3.米軍の秘蔵っ子ステルス戦闘機F35の沖縄配備
以上のことから推察するに、東シナ海南シナ海の事態は
かなり悪い方に進んでいるような気がします。
中共大会が終わった11月にシナが尖閣諸島を軍事力で
奪うなんて噂も、根も葉もないものでもないのかもしれ
ません。少なくても海軍艦隊の派遣くらいはあるかもしれません。
米国としては、西太平洋に眠る海洋資源制海権を黙って
シナに強奪される事態を、黙って見過ごすことは出来ません。
また、東アジアとアセアン諸国は、経済的にも切り離す
ワケにはいきません。
米国は何も好きこのんで日本を始めとする西太平洋に
軍事力を増強しているわけではなく、あくまでも米国の
総合的に見た利益を守るためなんですね。