日曜競馬 回顧

競馬

[宝塚記念(G1)]



いやはや、凄いレースで見応え十分でした。
勝ったアーネストリーは、緩みない早い流れを2番手で追走。
前半千米58.7 後半千米59.3 上がり35.2 と
前に行くも後方待機組も、全く緩みない苦しいケイバでした。
結果は2.10.1と、レコードタイム
その中で2着ブエナビスタを11/2 差 で退けての勝利は完勝と
誉めたたえられて然るべきですね。


因みにアーネストリーの直前で逃げた実力馬・ナムラクレセント
14着に沈んだことで、先行した馬にとっては非常に厳しい展開だった
証左となりますね。
デビュー時から、そのほとんどを佐藤哲三騎手が騎乗して
レースや調教で馬に競馬を覚えさせた結果、人馬一体となっての勝利。
調教師は佐々木晶三師と、タップダンスシチーと同じコンビです。
秋に凱旋門賞とのことですが、遅咲きの素質開花というところで
ロンシャンの重い芝も、どこに行っても好走してくれるものと
信じたいですね。
ブエナビスタは、こういう競馬しか出来ないのでしょうか・・・。
最後に末脚を爆発させるも、前に行った馬が残るような展開では
この結果も仕方ないですね。自分で競馬を作れない弱みです。
最後はダービー馬の猛追を凌ぎきった年度代表馬としての意地の2着。
期待した◎ルーラーシップは、調教では動いても前走の不良馬場を
激走した結果の目に見えない疲労があったのでしょうか。
道中は外目をやや後方から進み、4角では大外をブン回す競馬。
誉められた騎乗ではないですね。 横山典騎手の駄乗ですな。
“最強世代”といわれる4歳馬勢は全滅。
まだこれからの馬達です。彼らの捲土重来に期待します。