
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 講談社
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『創価学会と云う民族』
2009/1/26 by キューポラ 様
私は母と27年の信心を捨てたいわゆる『負け犬の退転者』です。
島田氏の創価学会に関する考察はいつもながらに感心して読ませていただきました。
私が一人の元女子部員として痛感したことは
第四章の【学会員と非学会員との結婚の顛末】という項目です。
私も付き合った方は皆、非学会員でした。
20歳の頃、付き合った男性は地方からの上京者で独り暮らしでした。
その方には幹部の指示通りに折伏をしてご本尊を持たせました。
が、転勤が決まり私も若かったこともあり結婚までには至らず
結局、ご本尊を返して脱会し去っていきました。
その後に付き合った男性には自分が創価学会員であることは言えませんでした。
ですが付き合いも深まり結婚の段階でそのことを告げたら
なじられ罵倒されて破断になったことが三度あります。
体験者としては読むまでもなくわかりきったことなのですが
創価学会員の結婚は本当にトラブルを避ける意味でも内部通しが望ましいです。
それから現在の私はそのしがらみから解放されてとても気が楽になりました。
フランスでの創価学会のカルト視についても触れられていますがカルトとしての定規に
1から10までの項目が載っています。
1.精神を不安定にする
2.法外な金銭的要求をする
3.以前の生活環境との絆を断つ
4.身体の健康をそこなう
5.子供を勧誘し教化する
6.反社会的な教えを説く
7.公共の秩序(治安)を乱す
8.裁判を起こすことを重視する
9.目的を遂行するための財源確保を伝統的な経済活動から逸脱した方法で行う
10.公権力への浸透を図る
宗門や文春などの出版社を相手取った裁判は数知れず。
ほとんどがこの定規に当てはまります。
最初は創価学会=ユダヤ人という意味がわかりませんでしたが
結論的には結婚のこともそうですがすべて
【狭い社会、内部同士でまとまる、生きている】
と云ったことが民俗化すると云う理由なのだと考えられました。

- 作者: 矢野絢也
- 出版社/メーカー: 講談社
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内容(「BOOK」データベースより)
創価学会・公明党が恐れるメモの中身とは何か!?
公明党の元国会議員3人が著者の自宅から無理矢理持ち出した約100冊の手帳。
そこには、著者が公明党の書記長・委員長時代、創価学会に起きたスキャンダル、
それらを裏で処理した記録が、数多く記されていた。
なぜ創価学会・公明党は、著者に評論家としての
活動をやめるよう強要するのか?
なぜ正体不明のグループが24時間態勢で
著者を尾行するのか?
「強奪」された手帳の記録の重要部分をついに文庫化。
もう国会喚問しかない。