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競馬

[有馬記念(G1)]

さあ、泣いても笑っても今年のオーラスです。
中央競馬のオーラスはファイナルステークス阪神12R)ですが、
まぁ事実上は、この有馬記念中山グランプリ)でしょう。
このレースは世界一の売上高を誇るレースであり、
年末の国民的行事・イベントと位置付けても、過言ではないでしょう。
普段は競馬には見向きもしない人も、宝くじ感覚で馬券を買ってる人も多いです。


で、この有馬記念ですが、秋の古馬G1戦線でも予想が特に難しい一戦です。
なぜなら、
(1)「有馬記念」を秋の「大目標」とする有力馬が、ほぼ皆無なことです。
何故なら、中距離G1戦線の王道は
毎日王冠京都大賞典)→天皇賞(秋)ジャパンカップ有馬記念 でしょう。
天皇賞ジャパンカップで力を出し切った有力馬に、果たして有馬記念まで
お釣りが残っているかが問題。
天皇賞ジャパンカップを勝てば種牡馬への道は開けますが、有馬記念を勝っても
種牡馬としての評価は「?」ですから・・・。


(2)コース形態がトリッキーの上で以外にタフ
中山の2500mはスタートからゴールまでコーナーを6回周ります。
おまけに小回りだけでなく、コース全体でアップ&ダウンが大きく、走り抜くには
底力が要求されます。 
2000m以上を走り、直線310mでスパートした後にゴール前で待ち構える
約2.5mの急坂は堪えるハズです。
かつて女傑・ヒシアマゾン(4歳時)がJC2着の実績を背に、
1番人気に祭られましたが、結局は掲示板がやっとでしたね。



では、今年は?



実は今年に限っては、有馬記念を目標とする最有力馬が2頭出走します。
そう、ダイワスカーレットマツリダゴッホです。



ダイワスカーレット天皇賞(秋)でのレコード決着の大立役者であり、
勝った馬より、どの馬より一番強い競馬をしました。
長期休養明け、初コース(しかも直線の長い府中)というハンデを背負っての
ものですから、賞賛されて然るべきですね。
ダイワスカーレットは、確かに前走で消耗をしたでしょうが、
如何せん、今年は大阪杯天皇賞の2戦のみ。お釣りは十分のハズです。
ジャパンカップは最初から見送りでした。
名トレーナー松田国英調教師、仕上げに抜かりはないでしょう。



マツリダゴッホは、秋の大目標がこの有馬記念という、珍しいパターンです。
つ〜か、中山でこその馬。 中山での成績が[7・1・1・1]です。
正に中山マイスターですね。
年初以来、この有馬記念の連覇を1番の大目標として掲げてきました。
ジャパンカップですら、レース前から“ここは叩き台”と国枝調教師が公言
してましたからね。 
そこで、想定以上の好走ですから、ここでの展望は広がりますね。



いずれにしても、この2頭が最有力です。



他の馬では
スクリーンヒーロー
 デムーロ・マジックと未知の魅力に期待ですが、この秋、ここで5戦目。
メイショウサムソン
 引退レースです。 が、この時期になると筋肉が硬くなるそうです。
フローテーション
 乗りにノッているルメールに期待です。最大の惑星と見てます。
その他では
エアシェイディ アルナスライン ドリームジャーニー アサクサキングス
を取り上げます。



馬券は

馬 連 13 − 5・8・9・10  4点
3連複 (10・13)−(10・13)−(5・6・7・8・9・11・12) 7点


余り、夢はナイナー www



[ファイナルステークス(OP)]

2走前の富士ステークスでの内容が良い、◎バトルバニアン。
馬連の相手は
キャプテンベガ ホッカイカンティ フィールドベアー ホッコーパゥドシャ
ノットアローン です。
トウショウヴォイスは右回りがダメですからねぇ。



ま、今年最後ですので、いつも以上に多くのレースに参戦したいのですが
今年は、すぐ来週(1月4日)には「中山金杯」です。
例年、1月5日が元旦(開催初日)に当たる中央競馬は、有馬記念から中1週くらい
間が開くのですが、今年から来年にかけては幸か不幸か、“連闘” になります。
なので、来週に備える意味でも、「今年、これで最後だから・・・」なんて思いで
ベタベタ馬券を買うことは控えると思います ・・・。
でも、少額単位でベタベタ買いそう www