早くも撤退! 勝ち逃げこそ極意?

競馬

bakenshikabuya2008-03-26

何度も書きますけど、年度末、結構忙しいですねぇ。
机上のパソコンで “株価チェック” なんてやってる暇はありません www
仕事の内容は財務・経理なんですけど、支払と収入が集中するんですよね、この時期。
例え11桁の金額だろうが3桁の金額だろうが、金銭の取扱においては、例え1円たりとも
誤りは許されません。 要は、集中力の問題なんでしょうけどね。



昼休み、株価をチェックしまして、NTT(9432)が▲3,000円の 429,000円を確認。
まぁ、日経225やTOPIX などの株価指数を考えれば、こんなモンかな、なんて思いました。
で、昼食後 ...。
支払先へ催促をしたにも拘わらず、待てど暮らせど送られてこない支払期限の迫っている
請求書に業を煮やし(笑)、面倒臭いので自分で先方まで取りに行きました www
相手先は徒歩で約10分のところの会社ですから。
でも、ホントはこれはやっちゃぁイカンのですよ。 クセになる可能性がありますしね。



件の会社まで歩いている時、携帯で株価チェック(笑)。
日経平均株価では、配当落ち分(約100円)程度、下落していますが
で、昨日購入した NTT(9432)は ...。
『騰がってる!』
急ぎ同業他社をチェックすると、KDDI(9433)やNTTドコモ(9437)も堅調。
ははぁ、為替や輸出に影響されない「情報・通信株」に資金が集まってるな、と推察しました。
昨日の読みはバッチリだったのかもしれません。
(注意:NTTはリーマンブラザーズが選んだ優良バリュー銘柄の中の1社、が材料のようですね)
こうなったら仕事どころではありません www
相手先企業へ向かう途中、某ビルの1階ロビーに入り携帯に向いますた www



そこでッ! なんですけどね。
実は、昨夜以降のニュースで非常に気になることが幾つかありました。
何とも、イヤァ〜〜〜な予感 ...。



『3月の米消費者信頼感指数、大幅に低下』
米民間調査会社ののコンファレンス・ボードが25日発表した3月の米消費者信頼感指数
(1985年=100)は64.5と、2月の76.4から大幅に低下した。
イラク戦争時の2003年3月(61.4)以来の低水準となった。景気減速などを
背景に消費者心理は大きく冷え込んでいる。
同指数は全米5000世帯を対象にした景況感に関する調査をもとに算出。同指数の構成要素では、
現状を示す指数が前月の104.0から89.2に、先行きに関する指数が前月の58.0から47.9に
それぞれ低下した。先行きを示す指数は73年12月(45.2)以来の低さで、
オイルショック以来のレベル」(同社)という。

→ http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20080325D2M2503O25.html



『世界のクレジット損失は1.2兆ドル、米金融機関が40%弱』
→ http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30993220080325


オッペンハイマー シティG、JPモルガンワコビアの一株利益(損失)見通し下方修正』

オッペンハイマーのアナリストは、第1四半期と2008年通期のシティG、JPモルガン
ワコビアなど金融機関の一株利益見通しを引き下げた。
シティGの第1四半期は、一株0.28ドルの損失見通しから同1.15ドルの損失見通しに
下方修正された。通期では、一株0.75ドルの利益から同0.15ドルの損失に下方修正。


→ http://www.gci-klug.jp/fxnews/08/03/26/gjp.php



このようなネガティブなニュースが飛び込んで来れば、嫌な予感がしますよね。
今回は、時機を捉えて、昨夜のうちに早期撤退を決めました。
急ぎ、日経平均株価の日中足を確認して、これまでの動きを見ると、このママ右下がりに行く
可能性が高いと判断して、NTT株(10株)を441,000円(+9,000円)で差値注文 → 約定。
結果、終値は 444,000円ですが、これは予測困難な結果論ですよね。



今回の1泊2日の収支なんですけど、
A[現物株]:(売値441,000円 − 買値434,000円)× 10株 − (5,250円 × 2回)= 59,500円
B[配当分]: 4,500円×10株×0.9 = 40,500円
A+B= 100,000万円! 
実質1日のスイングにしては、そこそこ美味しい結果ですね。 
あ、10万円丁度の件については、あくまでも偶然ですね。 そこまで計算しません。
ホントは、4月下旬まで持ち続ける予定でしたが、まぁこんな環境ですから仕方ないですね。



それに、急落(3月17日)前の株価水準に急速に戻っていることなど、短期的な過熱感が
漂っておりまして、並びに米国市場への警戒感もどうしても拭えないワケですね。
サブプライム問題は、現在より将来の方が深刻度が増しますから。
推計損害額も、日々増えていく可能性は否定できません。
結果、様子見を決め込む市場参加者(参加額)も少なくないワケでございます。
何とかなりませんかねぇ?
現状では、日計り、短期間スイングで対応するのが、現実的なトレード戦略だと思われます。


23:40